2016/05/13

漆塗りのお箸作りを体験

暮 life
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

GWに宮城のほうに行っていたお話は書きましたが、その旅の中で漆塗りを体験してきました。その作品が昨晩届いたので今日はそのお話です。

工芸の里

仙台駅からバスで50分ほど行ったところに秋保温泉(あきうおんせん)というところがあります。その温泉街から15分ほど奥に行ったところに秋保工芸の里と呼ばれる場所があります。

ここでは伝統文化を継承する職人さんを集めて工芸の里として伝統文化の継承を行っています。

秋保工芸の里

http://www.city.sendai.jp/keizai/kankou/kougeinosato/

宮城県仙台市太白区秋保町湯元字上原54

駒、漆塗り、こけし、トンボ玉etcと体験メニューは色々とあったのですが、今回は漆塗りのお箸作りにしてみました。エレキギターの組み込みもやるぐらいなので、いわゆる"手仕事"は大好きなのです。手作りの風味は工業製品とはまた違った風味もいいですね。

熊野洞

今回お邪魔したのは、熊野洞さん。
かつては仙台藩の御用職人だった時期もあるそうです。
タンスの修繕や製作がメインの業務のようで、木、金物、全てここで製作しているとのこと。

漆塗りは行ったことがないので、まずは初心者コースであるお箸の漆塗り体験からやってみることに。

1.お箸の長さを決める

まずはお箸の長さを決めて余分な部分を切り落とします。
男性用と女性用とお箸の長さを違うのですが、ぼくは男性用よりも少し長くしたかったので約3mmほど長く切りました。

アカシアというヒノキの仲間の木なのですが、非常に軽い木ですので簡単に切ることができます。あまり勢いよく切ると端が欠けてしまうとのこと。

切り落としたら、両端の角をやすりがけします。
先端にやすりをかけすぎるとお箸が細くなり折れやすくなるので、やすりのかけすぎは禁物です。

2.柿渋を塗る

次にお箸に柿渋を塗っていきます。
一般的には防腐作用や抗菌作用などがあると言われています。漆を塗る前の下塗りです。

塗ったら100秒ほど放置して軽く拭き取ります。ふきとったらドライヤーで乾かします。
しっかり乾いたらいよいよ漆塗り。

3.漆を塗る

漆を塗っていきます。
漆はかぶれやすいのでビニール手袋をつけて行います。
漆塗りに使うハケは人間の髪の毛なのだそうです。一番適した硬さなんだとか。
写真の板を見てもらうとわかるのですが、空気に触れると色が変化していきます。
10年もののお箸も見せてもらいましたが、風味がとても素晴らしい。
オイルフィニッシュにしても漆にしても経年劣化を味わえるものっていいですよね。

4.乾燥

体験としては漆塗りまでなのですが、湿度の多い部屋で乾燥させます。
湿度が高くないと漆は固まらないそうです。
体験してから2から3日で郵送でお箸を送ってもらえます。

届きました

お箸が届きました。
家にあった箸置きの上に置いてみました。
製品版は5,6回塗っては乾かすそうですが体験版は1回のみ。手触りとしてはボソボソとした感じですが、非常に愛着がわきますね。

木材のおもしろいところは、木目によって塗料ののりかたが変わるところ。天然の木であれば同じ紋様になることはありません。個性があるという感じでしょうか。

自宅で使っているお箸と並べてみました。
端にしっかりとやすりをかけたので角が丸まっています。4辺を均等に丸くするのはなかなか難しいです。

さいごに

漆塗り体験は要予約。
時間にすると40分ぐらいでしょうか。
1300円+お箸の送料200円だったので1500円で楽しめます。

仙台箪笥 熊野洞

http://www.city.sendai.jp/keizai/kankou/kougeinosato/workshop/kumanodo/index.html

"手仕事"いいですよね。今度はお椀とか作ってみたいなぁと思ったのでした。それでは。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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