2017/04/22

高値で売却したい売主VS安値で購入したい買主 「片手仲介」しかできない事

お金
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こんにちは暮らしっく不動産 福岡オフィスの西村です。

先月の不動産繁忙期の忙しさは何だったのかと思うくらい4月の花見シーズンとともにようやく落ち着いてきました。

今回は不動産売買の裏事情についてお話しします。

昨今、不動産業界で問題になっている「両手取引」。

両手取引


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両手取引とは売主と買主の双方を同じ不動産仲介会社が担当する事です。
双方の仲介を行うので、手数料が双方から入ってきます。
仲介手数料は通常成約価格の3%+6万円ですが、両手取引だと倍の6%+12万円と2倍増える事になります。
営業マンは毎月の営業目標があるので、効率の良い両手取引を目指します。

手数料を二重に取りたい不動産仲介会社


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両手取引を行う不動産仲介会社は、売主と買主の双方を納得させマッチングさせないといけないので、双方に良い話をします。
経験上どちらかと言うと買主の希望に引っ張られる傾向にあるように思います。

「両手取引」米国ではどうなのか?


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出典:google map
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD/@38.3644881,-101.5543804,2788734m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x54eab584e432360b:0x1c3bb99243deb742!8m2!3d37.09024!4d-95.712891

アメリカでは「利益相反」にあたるため、半分の州で禁止されているようです。
イメージで例えると、原告と被告を同じ弁護士が担当しているからのようです。

「片手取引」とは


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両手取引の反対は「片手取引」です。
片手取引は売主と買主のそれぞれを担当の不動産仲介会社が担当します。
不動産会社2社で取引を行うので手数料は両手取引の半分です。
買主と売主のそれぞれに不動産仲介会社が担当するので両手取引のように双方に良い話をする事もありません。

まとめ

本タイトルの高値で売却したい売主VS安値で購入したい買主。
この「VS」とは、不動産仲介会社でやるものですが、両手取引では両者を同じ不動産仲介会社が
行うので、「VS」する事もありません。
日本のことわざに、二兎を追う者は一兎をも得ずとあるように、両手を狙って
両者にうまくやろうとすると結局はうまくいかない可能性が多いです。

不動産取引は公平に片手取引で行われるべきだとと私は思っています。

それでは。

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著者
西村博貴
西村博貴

不動産売買デベロップメント(株)代表取締役 宅地建物取引士 大手不動産会社退職後、九州不動産業界の透明化を目指し2016年福岡県にて 「不動産売買デベロップメント」を起業。 両手仲介を行わない不動産売買の売却のみ専門に行うサービス「URUFU(売る不動産)」の運営を開始。 趣味は旨いもの探しと読書。

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