2017/05/19

あの国が世界のドローン業界を席巻!

暮 life
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暮らしっく不動産 福岡オフィスの前川です。


実は世界で飛んでいるドローンの70%はある国の製品?
ドローンはラジコンではない?

当社はドローンを使った不動産のプロモーションも手掛けています。
とはいってもドローン操縦は、素人ではできませんから、専属のドローンパイロットがいます。

ドローンを飛ばすためには、資格(正確には資格ではなく許可証のようなもの)や飛行計画書や場所によっては
事前の飛行許可の申請などがあるので、その辺にも慣れた国土交通省からの飛行許可を持った者が社内におり、
ドローンによって物件の映像を撮ることをメインの業務としています。

今日は、そんな当社ドローンパイロットからのお話になります。

ドローンはラジコンではない?

ドローンというと普通は"ラジコン"という捉え方だと思います。
その通りなのですが、実はちょっと違ったりもするのです。
ドローンというと、皆さんがきっとイメージされるのは、このタイプの機体だと思います。

これはDJIという企業が製造した、ファントム4という機体になります。

そして、このDJIのドローンにおける真の狙いはと言うと・・・
「一眼レフのような高級カメラを所有する人達を、すべてドローンに置き換えさせること!」なのであります。
つまり、ドローンとは"空飛ぶカメラ"であり、あくまでカメラを空に持ち上げる機械。
ライバルはキャノンなどの高級カメラメーカーであると、DJIは考えているのであります。

その表れか、こんなに小さくても最先端の4Kカメラを搭載しています。

ちなみにこのDJIという企業。
ドローンの性能は他社の二周先を行っており、信頼性や安定性、操作性、全てにおいてトップクラスで、今はライバルすら見当たらない状況です。
現在、日本で目視外飛行で飛ばすためには国交省の許可が必要になるのですが、(これについてはまた機会がありましたら)
その申請の際にもDJI製であれば簡略化してもよいとされるくらい、絶大な信頼を獲得している企業です。

DJIはどこの国の企業なのか

そんなDJIはどこの国の企業だと思われますか?
アメリカ製?ヨーロッパ製?もしかして・・・メイドインジャパン!???

正解は!中国の企業です。中国の躍進は本当に目覚ましいものがあります!

DJIホームページ

http://www.dji.com/jp

しかし、他の国は何をしていたのでしょうか?
何もしてないわけではないのですが、そこにはまたいろいろな戦いがありました。

最近ですと、有名なウェアラブルカメラメーカーのGOPROがドローンを作り、いざ販売開始!ということがありました。

GOPROホームページ

https://jp.shop.gopro.com/APAC/karma

すると、その販売に合わせて同じコンセプトで性能が段違いに良い新型ドローンを発売することをDJIが発表!

DJIホームページ

https://www.dji.com/jp/mavic

すると当然のごとく、皆の注目は一気にDJI側に移ります。
GOPRO側は見事にハシゴを外された格好になりました。
DJIはとてもしたたかですね!実際にドローンを生産させて、そして販売させて、もう後戻りできないところまで来たところで叩くんですから・・・。

しかもGOPRO製ドローンはその後、電源断で墜落する不具合があるということで全品回収という事になり、
もう目も当てられない大失敗となってしまいました。

engadnet

http://japanese.engadget.com/2016/11/09/gopro-karma-2500/

私どものような映像クリエイター側としては安全は一番大事なことです。
その信用をGOPRO製ドローンは失ってしまったので、もう新型のドローンは出してこないのではと思います。

日本でも産業用のドローンは作っていますが、一般向けにはコストの面でとても太刀打ち出来るとは思えない状況です。

ドローンの先駆けはドイツ

そんなドローンですが、実は先駆けはドイツであったと思っています。
2010年当時、この動画を見て私は衝撃を受けたのを覚えています。

参考動画:HexaKopter - MikroKopter
https://www.youtube.com/watch?v=gvH2f-AewX8&index=643&list=FLkTniMMnj0R7eTpO0b3bs-Q

GPS制御の凄い性能のドローンが出て来た!作ってみたい!とワクワクしました。
ですが、当時のドローンはパーツ単品でオーダーし、到着したら全て自分で組み立てを行い、飛ばすためのソフトも自分で数値を入力してうまく飛ぶように調整する、というかなりマニアックな代物でした。

でもやっぱりDJI?

そこをうまく突いたのがDJI。
GPSでドローンを制御する基本ソフトを模倣し、機体は完成品、ソフトも誰でも使える簡単なものに改善して"一般大衆化"させることで爆発的ヒットを生み出し、一気に市場を独占するに至りました。


初期型はDJIにカメラを作る技術がなかったので、GOPROを積むという皮肉な仕様でした。
のちにライバルとなって叩きのめすとは!?

img_201705191824127dcf8c6b11ef975dfba0d545df88215da786da88.jpg

こんな爆発的ヒットを生み出す法則に綺麗に乗ったのがDJI。
何かに似ていませんか?
私はパソコンのOSを席巻した、マイクロソフトWindowsのような一つの時代の流れを見たと思っています。
ドローン市場でのDJIのシェアは7割と言われています。
圧倒的な開発力と"したたかさ"も兼ね備えているDJIは、この築いた牙城を手放すつもりは到底ないでしょう。

ちなみに当時、日本の企業も開発に乗り出せば、カーナビでのGPS技術、日本製のモーター技術、制御技術などを生かして追いつけたと思うのですが、どの企業もその一歩は踏み出しませんでした。私は今でもとても残念です。
でもいつの日か???

さて、今回は空撮ドローンの世界についてお話をさせてもらいました。
また機会がありましたら、趣味のドローンレースなどのお話もしたいと思っております。こちらは過激です!

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著者
前川和俊
前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。

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