かれこれ30年前ぐらいの話。



ぼくがまだ5歳ぐらいだった頃。



男の子はやはり戦隊もののおもちゃが欲しくなります。
ぼくも他の子と同様、戦隊もののおもちゃをサンタさんにお願いしていました。



マニアックな話ですがたしか1986?1987に放送されていた超新星フラッシュマン

当時のぼくのヒーローです。

すでにこの頃からバンダイの策略にどっぷりだったわけで、12月のクリスマス商戦に合わせた策略に見事どっぷりつかったわけです。で、当時欲しかったおもちゃがこれ。

超新星フラッシュマンプリズムシューター。

主人公が持っている武器セットです。
こういうガチャガチャとギミックがあるやつは男の子好きですよね。いまだにこの感覚は変わってないような30代ですけども。。。。。

11月ぐらいからおもちゃ屋のチラシを穴があくほどみて、迷いに迷ってこの一品を選んだわけです。

幼心にサンタさんにお願いします。

「ふらっしゅまんのぷりずむしゅーたーがほしいです。」
「ふらっしゅまんのぷりずむしゅーたーがほしいです。」
「ふらっしゅまんのぷりずむしゅーたーがほしいです。」
何回お願いしたかわかりませんが、かなり毎日のように唱えていたと思います。

この頃になるとどんないたずら好きの子供でもいい子になります。
昭和のお母さんって「いい子にしてないと、あんたのところにサンタこないよ!」
なんてよくいったもので、12月はいい子にするというタスクがうまれるわけです。

そして12月24日の夜
どう考えても5歳児の靴下に入るサイズでもないのに、おまじないかのごとく靴下を枕元に仕込んで寝ます。
サンタの正体を暴きたいので目を見張っているのですが、サンタはなかなかあらわれません。
そうこうしていると睡魔には勝てずに寝てしまうのですが。。。。

朝になると靴下の横に念願のおもちゃが!!!!!


「おぉぉぉお!」

「ふらっしゅまんだ!わーいわーい」

相当のテンションで箱の包装紙を取り除こうとした時に発見しました。

チラシの裏っぽいメモになんか縦書きで書いてある。

「やすのりくんへ  おかあさんのいうことをよくききましょう。 サンタさんより」


なんかお小言っぽいサンタさんだな。


5歳といえど幼稚園なんかでは外国のほうから夜中に赤鼻のトナカイとともにソリに乗ったサンタさんがあらわれて煙突、もしくは煙突がない場合は窓から魔法を使って入ってくる。という話を聞いていた絵本の世界の人。

まさかのチラシの裏にマジックでしかも縦書きでお小言を書いてある。しかもなんか達筆っぽい雰囲気。
さすがにいささかの疑問を感じたのであります。(上の画像は再現したもの)

そして柏そごうの包装紙



絵本の世界ではおもちゃ工場でおもちゃを製造して持ってくるらしいサンタなのですが、包装紙がそごうです。
そごうの包装紙を5歳児が知っているかというと、よく家族でここに買い物に行っていたので、何度も見ているからです。


「外国じゃなくて柏?あの駅前の?家族で行くあそこ?」


5歳児なりの疑問がふつふつと湧きます。

「ねぇねぇ。おかあさん。さんたさんってそごう行くの?」

今でもよく覚えているのですが、その時の母親の答えがなかなかのもので真顔でこう言いました。

母「サンタさんこの時期はたくさんの人におもちゃをあげなきゃいけないから忙しいのよ。だから現地調達でそごうで買い物してから家にきたんだよ。きっと」

"おもちゃ工場から持ってくるんじゃなくて足りないものはそごうで調達してから来るのか。。。。
あんな近所にサンタ来たんだ。"

おもちゃよりも近所にサンタが来たという事実にびっくりした5歳の思い出でした。

サンタさん、細かいディティールまで綿密にお願いします。