【2025年版】不動産ポータルサイト比較!物件数より「会社数」を見るべき理由|暮らしっく不動産

【2025年版】不動産ポータルサイト比較!物件数より「会社数」を見るべき理由

こんにちは。暮らしっく不動産です。

お部屋探しを始めるとき、まずスマホで開くのは「SUUMO(スーモ)」「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」「at home(アットホーム)」といった大手ポータルサイトではないでしょうか。

「とりあえず、掲載物件数が一番多いサイトを見ればいいんでしょ?」

そう思うのが自然ですが、実は不動産会社の視点から見ると、「物件数」での単純比較はあまり意味がありません。それどころか、同じ物件ばかり何度も出てきて逆に探しにくくなる…なんてことも。

今回は、2025年の最新データを元に、プロが意識している「不動産会社数」という視点からポータルサイトを比較・解説します。

なぜ「物件数」の比較は意味がないのか?

結論から言うと、大手ポータルサイトに掲載されている物件の多くは「重複」しているからです。

各サイトは「掲載物件数No.1」を競い合っていますが、ここには「同じ部屋が、A社・B社・C社からそれぞれ出されている数」もすべてカウントされています。

💡 ユーザー視点での「あるある」 「検索結果に5件ヒットした!と思ったら、全部同じマンションの同じ101号室だった…」
これが、いわゆる物件数の水増し(重複)です。

同じ部屋が大量に出てくる「重複」のカラクリ

なぜこんなことが起きるのでしょうか?
それは、不動産業界の「広告掲載」の仕組みに理由があります。

一つの物件(大家さん)に対して、募集を任された管理会社は、情報を広く拡散するために、多くの仲介会社へ「広告を出していいですよ」と許可を出します。

  • A社は「スーモ」と「アットホーム」に掲載
  • B社は「ホームズ」と「スーモ」に掲載
  • C社は「アットホーム」だけに掲載

こうなると、私たちユーザーから見れば「スーモに2件、アットホームに2件、ホームズに1件」と、合計5件の募集があるように見えます。しかし、実際は「たった1つの同じ部屋」なのです。

つまり、サイトごとの「物件数の差」は、実はそこまで決定的な差ではありません。
重要なのは、「そのサイトにどれだけの不動産会社が参加しているか」です。

【データ比較】加盟店数が多いのはどこだ?

物件情報を持っているのは「不動産会社」です。
つまり、加盟している不動産会社が多ければ多いほど、「そのサイトでしか出会えない地場の会社」に出会える確率は高まります。

主要3サイトの加盟店数(会員数)を比較してみましょう。

サイト名 不動産会社数 特徴
at home
(アットホーム)
約 59,000 店
※2023年4月時点
圧倒的No.1
地域密着の老舗店が多い。
LIFULL HOME'S
(ライフルホームズ)
30,440 店
※2024年9月時点
バランスが良い。
物件写真や情報量が多め。
SUUMO
(スーモ)
20,370 件
※2023年3月31日時点
使いやすさNo.1。
集客に強い会社が多い。

ご覧の通り、不動産会社数では「アットホーム」が圧倒的です。
これは、アットホームが元々、不動産会社間の図面配布(BtoB)から始まった歴史があり、ネット集客をしていないような街の小さな不動産屋さんまで網羅しているためです。

各サイトの特徴と「賢い使い分け」

では、どのサイトを使えばいいのでしょうか?
「重複」と「会社数」を踏まえた、暮らしっく不動産的おすすめの使い分けはこちらです。

1. SUUMO(スーモ):まずはここから

「見やすさ」「探しやすさ」は最強です。地図検索や条件絞り込みが優秀なので、相場観を掴んだり、住みたいエリアを絞ったりするのに最適です。まずはここで希望の物件を見つけましょう。

2. at home(アットホーム):掘り出し物探し

スーモには載っていない、「地元の古い不動産屋さん」が管理している物件が見つかる可能性があります。特に、築年数が古くても安い物件や、エリア限定で探す場合は必ずチェックしたいサイトです。

3. LIFULL HOME'S(ライフルホームズ):情報の深掘り

「タグ検索」や「洪水ハザードマップ重ね合わせ」など、マニアックかつ役立つ機能が多いのが特徴。気になる物件の周辺環境を詳しく知りたい時に役立ちます。

結論:サイトは「入り口」。大事なのは…

大事なのは「どのサイトか」より「どの不動産会社か」

ここまで比較してきましたが、実は一番大切なことをお伝えします。

「Aサイトで見つけた物件は、Bサイトに載っている不動産会社でも紹介できる」ことがほとんどです。

不動産業界には「REINS(レインズ)」という共通のデータベースがあり、私たち不動産会社は市場に出ているほとんどの物件を共有しています。

つまり、スーモで見つけた物件を、アットホームで見つけた「対応の良さそうな会社」に問い合わせて内見することも可能なのです(※一部の囲い込み物件を除く)。

ポータルサイトはあくまで物件を知るための「入り口」です。
情報の重複に惑わされず、「正確な情報を教えてくれる信頼できる不動産会社」を見つけることこそが、良いお部屋探しへの一番の近道だと、私たちは考えています。

暮らしっく不動産では、特定のポータルサイトに偏らず、業者間データベース(REINSやATBBなど)全体から、プロの視点でフラットに物件をご紹介しています。
「この物件、他のサイトでも見たけど、まだある?」といったご質問も大歓迎です。