ワンルーム/1Rと1Kの違いって?
あまり違いが無いように見えて、微妙に違う1Rと1K。

「どっちがおすすめですか?」と聞かれたときの、以下のように簡単に説明しています。

1Rと1Kの比較表

間取り 比較 室温 エアコンの効き目 冷蔵庫、洗濯機 騒音トラブル 立地(同じ家賃の場合)

1R

安め 夏暑く、冬寒い 悪い よく聞こえる 1Kよりは多い 良い
1K やや高い 比較的安定 良い 気にならない 普通(家賃による) 悪い

一番の違いは、室温の安定。 その次に、音の問題と考えています。
そこが家賃の高い安いが影響するということです。

家賃を出せるなら、ほとんどの人が1Kを選んでいますが、これはその他の条件にも関係するので全てとは言えません。


では、2つをの違いを詳しくみていきましょう。


目次

1.1Rと1Kの違いを確認
1-1. ワンルーム/1R
1-2. 1K

2. ワンルームの広さには要注意!

3. データで見る 1Rと1K
3-1. 1Rと1K 平均賃料
3-2. 1Rと1K 広さ、築年数、駅からの距離

4. メリットとデメリット
4-1. 1R/ワンルームのメリットとデメリット
4-2. 1Kのメリットとデメリット

5.玄関ドアは熱の出入りが多い

6. まとめ

エキサイト不動産にコラム執筆しています


1.1Rと1Kの違いを確認

1-1. ワンルーム/1R

ワンルーム/1Rは、文字とおり一つの部屋。
部屋に仕切りがなく、すべてつながっています。
最近のおしゃれ物件だと、studioなんて呼び方をする場合があります。
間取図で見るとこんな感じです。
注意点は、居室が玄関とキッチンとつながっているということ。
料理すれば匂いはするし、玄関ドアがつながっているので、暑いし、寒いです。(内廊下の場合は多少軽減されますが)

1-2. 1K

1K。 「ワンケー」と読みます。
ワンルームとの違いは、キッチンと仕切られているところです。
ドアで区切られているというのが、1Kの定義になります。
1つのお部屋とキッチン、という意味ですね。
間取図で見るとこのようなかたちです。

キッチンと居室がきちんとドアで仕切られていいないと、1Kと認められません。
ここがアコーディオンカーテンだったり、ロールカーテンだったりするものは、1Kではありません。
よく魅せようとする悪い不動産屋だったりすると、簡易的な仕切りを付けて「1K」としている場合もあります。
結構多いです!
こういうのには注意しましょう。 
注意していても、内見に行ったら「ドアが無い」なんてことも・・・。これだから、不動産の広告は信用なりませんね。
こういう部分の見極めは経験が必要です。

2. ワンルームの広さには要注意!

1Rの落とし穴としては、広さの表記。

1Rの広さ表記は、廊下も広さに含んで記載されています。
部屋の真ん中に広さ表記があると、ここの広さだと普通思いますよね。


例えばこの間取図、青で囲った部屋の部分だけで6帖だと思う人が多いと思います。
でも実際は下の間取図、黄色で囲った部分で6帖です。


多くの人が勘違いするポイントでもあります。
実際部屋を見に行ったら「あれ?思ったよりも狭い??」となるよくあるパターンです。
これ説明しない不動産屋が多いので、要注意です。


先日、建築士さんとお話する機会があり、こんな話しを聞きました。

これからアパートを建てようと考えている大家さんに、不動産屋が曖昧な広さ説明(上のような例)で建設を進めようとしていたとのこと。
アパートを建てるときは、今後の家賃収入などををきっちり計算、計画を立てます。
そこで曖昧な数字があったりすると、今後の賃貸経営のプランに悪い影響が出てしまいます。

騙してまで話しを進めようとする不動産屋がいるのか、と建築士さんは呆れていました。


1Rの部屋探しの時にはここ注意しましょう。

3. データで見る 1Rと1K

続いてデータで1Rと1Kを比べていきます。

データは2013年1月?12月、高田馬場駅周辺の物件に絞って見ていきます。

3-1. 1Rと1K 平均賃料

1R 7.2万円
1K 8.3万円
もちろんですが、1Kの方が高いです。
高田馬場エリアは、その差額1.1万円です。

3-2. 1Rと1K 広さ、築年数、駅からの距離

1R 1K
広さ 18.72㎡ 22.62㎡
築年数 21.67年 16.93年
駅からの距離 7.15分 8.07分
部屋が広いのは、1K。
築年数が新しいのは、1K。
駅から近いのは、1R。

という割合が多い、というデータ分析結果になります。

4. メリットとデメリット

4-1. 1R/ワンルームのメリットとデメリット

メリット

  1. 家賃が安い
  2. 仕切りが少ないので、空間が広く感じる

最大にメリットはやはり家賃の部分だと思います。

デメリット

  1. 玄関までつながっているので、エアコンの効き目が心配
  2. キッチンも同じ空間内なので、匂いが気になる
  3. 冷蔵庫の排熱がちょっと気になる。音も。
  4. だからエアコンの効きがちょっと心配。
  5. トイレも同じ空間でドア一つの。 彼女、友だちが来た時にどう思うか。

キッチン、バス・トイレが同じ空間というところがデメリット。
料理した場合は、匂いは確実に回ります。 炒めものなんかは油も少し回ります。

冷蔵庫は後ろから少し熱を出すので、それの熱が気になる人もいるかもしれないです。
それから冷蔵の音も同じ部屋だと気になるっていう人もいます。
この辺りは経験しないとわからないですね。

それから玄関部分までつながっているので、その分熱効率が下がります。
エアコンの守備範囲が広範囲になるので、そこがちょっとデメリット。
賃貸の場合、玄関ドアに断熱性のあるようなものはほぼ使われていません。
熱の損失が結構あるぞ、ということを理解しておく必要があります。

4-2. 1Kのメリットとデメリット

居室とキッチンの間にあるドアのお陰で、1Rで先ほど上げたデメリットがいくつか解消されます。
  1. 暑さ、寒さの部屋の気温
  2. 匂い
  3. 冷蔵庫の音
  4. トイレの音

ドアという仕切りがあるだけ、この4つが解消されます。

その分家賃が少し高くなるところが、デメリットといったところでしょうか。

5.玄関ドアは熱の出入りが多い

出典元 YKK AP https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/door_textbook/insulation/

建築の世界では知られていることですが、玄関ドアは熱の出入りが多いです。
これが居室と直接つながっていると、外の気温の影響を大きく受けます。
簡単に言うと、夏は暑いし、冬は寒い、ということです。 バケツに穴が空いた状態、というと分かりやすいでしょうか。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。
1Rと1K、それぞれの違い、メリット・デメリットが見えてきたのではないかと思います。

このようなことも少し頭に入れておくと、部屋探しに役に立つと思います。

エキサイト不動産にコラム執筆しています

同じような内容になりますが、エキサイト不動産でも1Kと1Rの違いを解説しています。
エキサイト不動産ではプラスアルファのマメ知識も書いていますので、ぜひ御覧ください。
http://realestate.excite.co.jp/sp/c001/