こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。

あっという間に、3月になってしまいました。
そしてまたしても緊急事態宣言の延長となる様子。

そんな中、とあるTV情報番組さんから取材依頼を受けました。
「コロナの影響でどのような影響が出てますか?」との内容。
昨年に比べると電話の数も少なく、空室がなかなか埋まらないという大家さんもいたります。

そんな中、敷金礼金ゼロゼロの物件が東京で増えているという話もあったので、ちょっと調べてみました。


東京23区 敷金礼金ゼロゼロ

ゼロゼロ

割合

募集物件

対2020年比

2020年1-3月

千代田区

346

26.03%

1329

22.27%

3.76%

中央区

282

10.08%

2798

4.18%

5.90%

港区

409

8.22%

4975

6.02%

2.20%

新宿区

862

11.20%

7696

1.71%

9.49%

文京区

232

6.57%

3533

0.70%

5.87%

台東区

503

13.97%

3600

4.99%

8.98%

墨田区

599

17.40%

3442

9.55%

7.85%

江東区

613

14.00%

4379

4.94%

9.06%

品川区

603

10.07%

5991

4.51%

5.56%

目黒区

291

6.62%

4396

-0.02%

6.64%

大田区

1349

12.66%

10652

4.32%

8.34%

世田谷区

961

9.22%

10422

1.90%

7.32%

渋谷区

395

8.40%

4704

2.50%

5.90%

中野区

950

14.19%

6697

1.82%

12.37%

杉並区

1272

17.70%

7188

6.92%

10.78%

豊島区

731

14.44%

5062

2.02%

12.42%

北区

490

15.24%

3216

3.98%

11.26%

荒川区

264

13.76%

1918

2.48%

11.28%

板橋区

1175

20.98%

5601

2.42%

18.56%

練馬区

863

17.97%

4803

2.38%

15.59%

足立区

1107

29.71%

3726

3.89%

25.82%

葛飾区

546

22.06%

2475

0.99%

21.07%

江戸川区

596

16.53%

3606

2.69%

13.84%

※暮らしっく不動産調べ 不動産業者用ATBB、レインズより 暮らしっく不動産で集計したもの。
募集物件は2021年3月5日現在のもの
「対2020年比」は「2020年1月から3月」の集計平均との増減を比較

22の区で敷金礼金ゼロが増えています。 唯一、目黒区がマイナスですが、わずかに-0.02%という数字。
この数字を見ると賃貸物件の募集に苦しんでいるのがよくわかります。

敷金礼金ゼロゼロの増減比較の順位

順位

区名

対2020年比

1

千代田区

22.27%

2

墨田区

9.55%

3

杉並区

6.92%

4

港区

6.02%

5

台東区

4.99%

6

江東区

4.94%

7

品川区

4.51%

8

大田区

4.32%

9

中央区

4.18%

10

北区

3.98%

11

足立区

3.89%

12

江戸川区

2.69%

13

渋谷区

2.50%

14

荒川区

2.48%

15

板橋区

2.42%

16

練馬区

2.38%

17

豊島区

2.02%

18

世田谷区

1.90%

19

中野区

1.82%

20

新宿区

1.71%

21

新宿区

1.71%

22

葛飾区

0.99%

23

文京区

0.70%

24

目黒区

-0.02%

都心部に人がいない? 千代田区が22%UP!


千代田区は昨年の繁忙期時期と比べると、22%も増えています。
2020年の同時期が3.76%なので、かなり苦戦している様子が見られます。

この数字はびっくりしました。

募集物件数も見てみましょう。

2020年1月 2021年1月
787 1619

ほとんど倍になっています。
それだけ空室が増えているということですね。


千代田区は高級物件が多いです。 
暮らしっく不動産でも何件かご案内したことがありますが、お客様は海外の方とか有名人だとか。

この状況ですから、海外からの方とかがごっそり抜けてしまったのではないかなとも思います。



大田区 航空業界の影響で空室が増えている!?

数字を見ていく中で、大田区の募集物件が多いので調べてみました。

なんと!昨年と比べると、45%も空室が増えている!?

と、びっくりしてしまいますが、これを見てみると。

ここ3年間では悪い数字だけど、5年間で見るとそうでもないですね。
また大田区は面積も広いので、その分物件の数も多いです。

※大田区の賃貸物件募集の数はそれぞれの年の1月に募集が出たものを集計した数字です。

住みたい街ランキング

ホームズさんの住みたい街ランキング2021が発表されました。
https://www.homes.co.jp/cont/s_ranking/

大きく動きがあったのは首都圏。
本厚木が、首都圏の1位というびっくりな結果が出ております。

4年連続1位だった池袋は4位に後退。
郊外にシフトチェンジしている様子が見受けられます。


賃貸仲介は苦戦が続く

アットホームさんが出している「景況感調査」では、首都圏低調とあります。

地場の不動産仲介業における景況感調査(2020 10~12 月期)【アットホーム】
https://athome-inc.jp/wp-content/uploads/2021/02/2021021701.pdf

やっぱり苦しいですよね。
うちも苦しいです...。

さいごに

賃貸はほんと苦しい状況が続いています。
この残りの3月はどうなるのか。 不安もありますが、しっかり向き合って頑張っていきたいと思います。
どんな状況であれ、自粛要請はない業種ですから、それなりに工夫していかなければなりません。

それでは今日はこのあたりで!