こんにちは、暮らしっく不動産の門伝です。
今日はクリスマスイブ。美味しいケーキでも食べたいと思います!
さて、不動産業界はこれからの繁忙期に向けて、募集依頼も少しずつ増えてきました。
この時期は先を見越して、2月くらいの退去予定の物件について大家さんから連絡を受けたりもします。
募集で大事なポイントとなるのが、家賃の設定です。
これを失敗すると、いつまでも部屋が決まらず売れ残ってしまうこともあります。
ちなみに、今は便利なツールもあって、データベースから「過去にどのくらいの家賃で募集を出していたか」が分かります。
アットホームの有料サービスなので導入していない会社もあるようですが、これ、すごく便利なんです。
一例として、弊社の管理物件の賃料推移(直近データ)を紹介します。
| 公開日 | 階数 | 賃料 | 坪単価 |
|---|---|---|---|
| 16/10 | 1階 | 7.10万円 | 1.30万円 |
| 16/10 | 1階 | 6.80万円 | 1.24万円 |
| 16/09 | 1階 | 7.10万円 | 1.30万円 |
| 16/09 | 1階 | 6.80万円 | 1.24万円 |
| 16/09 | 1階 | 7.00万円 | 1.28万円 |
※データの一部を抜粋(広さ:約18㎡ / 間取り:1K)
このようにデータを見ると、この物件は坪単価 13,000円(1.3万円)くらいの貸出で推移していることが分かります。
(ブログには載せられませんが、実際の画面では部屋番号も出るので「どのくらいの募集期間で成約したのか」まで分かる優れものです)
募集戦略のポイント
募集するときは、このようなツールを使って近くにあるライバル物件の動きをつかむことが大切です。
「安すぎず、高すぎず。」
適切な賃料で送り出して戦略を練る。これが入居募集の基本です。
「空室率の悪化」というニュースを目にすることも多いですが、きちんとした戦略で部屋を埋めていきたいと思います。
それではまた。
