賃貸のトラブルで多いのが「退去時」。
居住用賃貸物件についていもこのような割合でトラブルがおこっています。


事業用賃貸(店舗、貸事務所)では原状回復に要する費用も大きくなることから、揉めることも少なくありません。
今日もそんな相談がありました。

揉めないための予防線として。

  1. 契約をきちんと結んでおく(審査もしっかりする)
  2. 保証金の設定を適切な金額に
  3. 責任の所在をはっきりさせておく(契約書の条文をしっかり!)

この3つです。
当たり前のことですが、この3つがしっかりできていないことで、揉めることが多いです。
老舗の不動産屋などでは、昔から使いまわしている契約書を使うことがあったりして、細かいところが行き届いていないこともあります。

事業用賃貸(店舗、貸事務所)の退去は、「事業縮小」「事業撤退」ということも少なくありません。
最悪、夜逃げというケースもあります。

様々なことを想定して、その物件にあった契約書で契約することが大切です。