住宅ローン控除の手続き、1年目は年末調整?それとも確定申告?
こんにちは、暮らしっく不動産です。
今年も残すところあとわずかとなりました。今年、念願のマイホームを購入されたお客様から、このようなご質問をいただきました。
「住宅ローン減税(控除)の手続きは、会社の年末調整でできますか? それとも確定申告が必要ですか?」
税金の手続き、少しややこしいですよね。
結論から言うと、住宅購入後、最初の年は「確定申告」が必要です。
結論:1年目は「確定申告」が必要です
会社員の方は普段、税金の手続きを「年末調整」で済ませていることが多いため、迷われる方が非常に多いポイントです。
- 入居した1年目:ご自身で確定申告が必要
- 2年目以降:会社の年末調整で手続き可能
「ずっと毎年確定申告しないといけないの?」と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。大変なのは最初の一回だけで、2年目からは会社の年末調整で簡単に手続きができるようになります。
実は「1月1日」から手続き可能です
一般的に、確定申告の期間は「2月16日〜3月15日」というイメージが強いですが、住宅ローン控除のような「還付申告(払いすぎた税金を戻してもらう申告)」は、年明けすぐの1月1日から行うことができます。
例えば、2025年にマイホームを購入・入居された方は、以下の期間から申請が可能です。
2026年 1月1日(祝)から手続きスタート
2月中旬以降の税務署は非常に混み合います。
住宅ローン控除の手続きは「還付申告」にあたりますので、混雑する時期を避けて、1月中に早めに済ませてしまうのがおすすめです。
「難しくてわからない!」という方へ
インターネットで「住宅ローン控除」と検索すると、たくさんの情報が出てきます。
しかし、専門用語が多かったり、条件が細かく書かれすぎていたりと、どれも「自分はどうすればいいの?」と迷ってしまうものばかりですよね。対象となる条件が複雑なのが、分かりにくくしている一番の要因だと思います。
そこで近々、「暮らしっく不動産流・わかりやすい住宅ローン控除のまとめ」を作成して、このコラムで発信したいと考えています。
難しい言葉をなるべく使わず、ポイントを絞ってお伝えする予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。
