結論:アパートの敷地内で動物が死んでいたら、まず自治体(保健所や清掃事務所)に連絡します。新宿区の物件では清掃事務所が有料(2015年当時2,800円)で引き取ってくれました。

なぜ重要か:敷地の内か外かで扱いが変わります。

次にすべきこと:

  • 場所と動物の大きさを確かめる
  • 素手で触らず、自治体に問い合わせる

暮らしっく不動産の門伝です。

アパートの敷地内で動物が死んでいたら、まずは自治体の保健所や清掃の担当窓口に連絡して、引き取ってもらえるか聞くのが基本です。敷地内の場合は有料になることがあり、私たちが対応した新宿区の物件では2,800円かかりました(2015年当時)。

暮らしっく不動産では、部屋の紹介だけでなく、アパートの管理(不動産管理)もしています。管理をしていると、いろいろなことがあります。自分で管理をしている大家さんもいると思うので、役に立ちそうな話題をひとつ紹介します。

敷地内で動物が死んでいたら

敷地内で動物が死んでいた。アパートの管理をしていると、ときどきこういうことがあります。

この日も、うちの管理物件でその連絡がありました。見つかったのはタヌキでした。

こういうとき、どんな手順で進めればいいのか。実際に対応した流れを紹介します。

連絡と手配の流れ

敷地の中か外かで、担当が変わる

まず、動物がいたのが敷地の中か外かで、担当するところが変わります。どこに連絡すればいいかわからないときは、とりあえず保健所に連絡して、くわしいことを聞きましょう。

敷地の外(建物の前の道路など)の場合は、道路を管理している自治体などが対応することもあります。どこが担当かは自治体によって違うので、問い合わせのときに確認してください。

実際の例:新宿区の物件の場合

今回は新宿区の物件だったので、まず新宿区の保健所に連絡しました。すると、清掃の担当(新宿清掃事務所)に回されました。

そこで引き取りをお願いしました。今回は敷地内での対応だったので、有料で、金額は2,800円でした(2015年当時)。

金額は、動物の大きさなどによって変わります。くわしくは担当の方に聞いてみてください。

流れをまとめると

  1. 動物がいる場所(敷地の中か外か)と、大きさを確かめる
  2. 自治体の保健所、または清掃の担当窓口に電話する
  3. 担当の窓口を教えてもらい、引き取りを依頼する
  4. 費用(敷地内だと有料のことがある)と、引き取りに来る日時を確認する
  5. 引き取りまでの間、入居者が近づかないようにしておく

連絡先や費用、受付の時間は自治体によって違います。自治体のホームページで「動物の死体」「清掃事務所」などと調べるか、役所に問い合わせて確認してください。

引き取られたあとはどうなるのか

清掃の担当の方が引き取りに来たので、ゴミと一緒にされてしまうのではないかと心配していました。ですが、「火葬と埋葬を行う」とのことでした。

ぼくも以前、犬(シーズー)を飼っていたことがあるので、そこは気になっていました。きちんと対応してくれるとのことで、ひと安心です。

引き取ったあとの扱いも、自治体によって違うかもしれません。気になる方は、依頼するときに聞いてみるとよいでしょう。

見つけたときに気をつけたいこと

ここからは、管理の現場で気をつけていることを少し補足します。

  • 素手で触らない:念のため、直接触らないようにしましょう。どうしても動かす必要があるときは、手袋などを使うと安心です
  • 無理に自分で処分しない:どう処分すればいいかは自治体によって決まりが違うことがあります。まずは自治体に聞くのが確実です
  • 入居者に知らせる:共用部分や駐車場など、入居者が通る場所なら、引き取りまで近づかないように伝えておくと安心です
  • 引き取りのあとは掃除をする:その場所をきれいにしておくと、入居者も気持ちよく過ごせます

どこまでを大家さんや管理会社が対応するかは、物件によって違います。管理会社に任せている場合は、まず管理会社に相談してください。

入居者が見つけたときは

部屋を借りている方が、アパートの敷地内で動物が死んでいるのを見つけたら、まずは管理会社か大家さんに連絡しましょう。敷地内のことは、管理をしている側が対応するのが一般的です。

連絡するときは、次のことを伝えるとスムーズです。

  • 見つけた場所(駐車場、ゴミ置き場、階段の下など)
  • 動物の種類や大きさ(わかる範囲で)
  • 見つけた日時

どこに連絡すればいいかわからないときは、契約書や入居のしおりにある連絡先を見てみてください。設備のトラブルと同じように考えると、わかりやすいと思います。くわしくは賃貸の設備が故障したときの連絡先の記事で説明しています。

自分で管理している大家さんへ

管理会社に任せず、自分で管理している大家さんは、こうした対応もご自身ですることになります。

いざというときにあわてないよう、物件がある自治体の保健所や清掃の担当窓口の連絡先を、あらかじめ調べてメモしておくと安心です。入居者から連絡を受けたときにも、すぐに動けます。

大家さんが自分で管理する物件のよいところ・大変なところは、大家さんが直接管理する賃貸物件の記事でまとめています。

さいごに

敷地内で動物が死んでいるのを見つけると、驚いてしまいますよね。でも、自治体に連絡すれば、きちんと対応してもらえます。あわてずに、まずは保健所や清掃の担当窓口に相談してください。

タヌキさん、安らかに。