結論:滝野川の稲荷湯は、昭和5年に建てられた木造の銭湯です。板橋駅の家賃相場は、条件をそろえると1Rで8.0万円、1Kで8.5万円でした(2016年7月当時)。

なぜ重要か:シャワーだけの安い物件はほとんどありません。

次にすべきこと:

  • 行く前に今の営業日と時間を確かめる
  • 家賃は自分の条件をそろえて比べる

東京都北区滝野川にある稲荷湯は、明治の末に営業を始めたといわれる銭湯で、今の建物は昭和5年の建築です。記事を書いた2016年7月当時で築86年。切妻屋根の木造建築で、なかには鯉が泳ぐ坪庭もあります。最寄り駅の一つ、JR埼京線の板橋駅の家賃相場は、当時、私たちがよくご要望をいただく条件で調べると1Rで8.0万円、1Kで8.5万円でした。

この記事は、近所に住む暮らしっく不動産の徳留が、2016年7月に稲荷湯へ行ったときの話です。営業時間や料金などは当時のものなので、行く前に今の情報を確かめてください。

シャワーだけの安い物件はほとんどない

自宅に浴槽はあるのですが、使うのは一年に数回です。お湯をためたり、掃除したりする手間がめんどうなのが一番の理由で、ほとんどはシャワーで足りています。

お客様からも「シャワーだけの物件でいいから、安いところはないですか?」というお問い合わせをいただきます。ただ、不動産の世界では、シャワーだけの物件はほとんどありません。物件の多くは「風呂付き」か「風呂無し」に分かれていて、シャワーだけで安い部屋を探すのは、現実にはかなり難しいです。

だからこそ、近所にいい銭湯があるかどうかは、住む街を選ぶときの楽しみの一つになります。この日は大きな湯船につかりたい気分だったので、近所の銭湯へ向かいました。以前にも紹介しましたが、近所にとてもおすすめの銭湯があり、このエリアに住んでよかったと毎回思います。

滝野川の稲荷湯はどんな銭湯?

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北区滝野川にある稲荷湯です。明治の末から営業を始めたそうで、今の建物は昭和5年の建築とのこと。2016年当時で築86年です。とはいえ、リフォームや清掃をしているので、とてもきれいです。

玄関は写真のような感じです。「男湯」「女湯」と書かれた木枠の風合いや、タイルの富士山など、どこか懐かしい昭和の雰囲気があります。

場所と行き方

住所は東京都北区滝野川6丁目27-14です。都営三田線の西巣鴨駅と、JR埼京線の板橋駅のちょうど真ん中くらいにあり、どちらの駅からも徒歩10分ぐらいです。

営業日と時間(2016年7月当時)

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当時の掲示では、定休日は水曜日、営業は14時50分から深夜1時15分までのようでした。水曜定休は、不動産屋さんと同じですね。営業日や時間は変わることがあるので、行く前に最新の情報を確認してください。

外から見ると、切妻屋根の木造建築

手持ちの写真が夜のものしかなかったので、地図アプリの路上写真で外観を見てみました。切妻屋根の、すばらしい木造建築です。昼間に通りかかったら、ぜひ建物も眺めてみてください。

お湯が熱い。浴槽は3種類

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ここのお風呂の特徴は、お湯が熱いことです。男湯には浴槽が3種類あり、この日に温度計を見ると、次のような温度でした。

浴槽 この日の温度(2016年7月当時)
熱い 45℃
普通 42.5℃
ぬるい 38.5℃

私は普通のお湯ですら、腰の位置ぐらいまでで3秒が限界でした。結局、ぬるい浴槽で長風呂をしました。

写真のように、稲荷湯ではかつて薪を燃やしてお湯の温度を調整していたそうですが、近年の改装でガスに変えたそうです。

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この日、普通の浴槽は「コラーゲンバス」という薬湯になっていました。透明度の高いピンク色のお湯でしたが、やはり3秒しか入れませんでした。

湯上がりの憩いの場には坪庭も

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脱衣場の横には坪庭があり、鯉が泳いでいました。当時は喫煙所も兼ねていて、ここで湯上がりに一服しながら飲むビールが最高でした。

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この日売られていたのは、ビールの東京の地元版でした。

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西巣鴨や板橋を都心部と呼ぶかは微妙なところですが、東京とは思えないほど落ち着いています。こんな景色を眺めながらの湯上がりのひとときは幸せです。

板橋という地名の由来になった旧中山道の「板橋」を訪ねた話は、板橋区にある「板橋」で紹介しています。

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なんだか、おばあちゃんの家に来た気分になります。

板橋駅の家賃相場(2016年7月当時)

最後に、このあたりの家賃相場です。西巣鴨は以前に相場を出しているので、今回はJR埼京線の板橋駅を調べました。条件は、お客様からご要望の多いものにそろえています。

間取り 条件A 条件A+20㎡以上
1R 8.0万円 8.4万円
1K 8.5万円 8.7万円

条件A:木造以外、風呂トイレ別、駅徒歩15分以内、室内洗濯機置き場、2階以上

※不動産会社向けの物件データベースの情報から、暮らしっく不動産がまとめたもの(2016年7月当時)。今の相場とは違う可能性があります。

ネットにもたくさんの家賃相場の情報がありますが、寝られるだけの部屋から、オートロックなど設備の充実した物件までまとめた相場が多いです。いろいろなお客様の要望を聞いていると、「寝られるだけでいい」という人はなかなかいません。現実的な設備や条件を入れていくと、やはり東京は家賃が高いエリアだと感じます。

1Rと1Kの違いは1Rと1Kの違いで、最近の東京の相場は家賃相場の記事で紹介しています。水曜日に部屋探しをするときの注意点は不動産屋の水曜定休の記事をどうぞ。

さいごに

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都会の夜景のようなキラキラしたものはありませんが、どこか懐かしく、ほっとできるキラキラがありました。こんなすてきな銭湯がある板橋・西巣鴨、おすすめですよ。