こんにちは暮らしっく不動産の徳留です。

昨日は数年ぶりにプラネタリウムに行きました。
自然の星をみたいのは山々なのですが、この時期は寒いのと、それなりに遠いところに行かないと満点の星は見れません。というわけで近場へ。一人で椅子に深くこしかけて南極の星というプログラムを見ていたのですが、アロマオイルを焚いているプラネタリウムだったので、あっという間に夢の中へ。途中の記憶がありません。

癒されました。
めったに行かないプラネタリウムですが、なかなかおすすめです。

間取り図にある住所表記

さて、今回は間取り図にある住所表記について考えてみたいと思います。


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間取り図にある住所表記。こちらに書いてあるのは中野区野方6丁目。
おとり物件でもなく、きちんと存在して募集している物件です。
中野区野方6丁目の後の住所は枝番と呼ばれていて、この枝番を表記している物件と表記していない物件があるのですが、これはどういう意図なのでしょうか?考えられることを書いてみます。

おとり物件

枝番を書いてしまうとインターネットな世の中ですから、地図検索やgoogleのストリートビューアーなどで物件を特定することができます。おとり物件をやっている業者にとってこれは脅威です。実在していないことがバレるとおとり物件であることがわかってしまいます。
それを防ぐために枝番を書いていません。


物件名、住居表示の詳細がないインターネット広告には少し注意しましょう。

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参考写真:googleストリートビューア

セキュリティーの面から

おとり物件でなくても枝番を書いてない物件もあります。
通常、物件の内見をする時には仲介業者が物件を管理している管理会社に内見したい旨を連絡して内見をします。
ですが、強引な不動産業者の場合、その枝番から物件の詳細を引き出したりして勝手に内見に行ったり、業者用のデータから大家さんに直接交渉したりするような業者もいます。
そういう意味で、自社の管理物件を守るという意味あいで、枝番を隠している場合もあります。

これは業者用ネットワークの間取り図にかぎったことはではなく、ネット上で皆さんが目にするsuumoなどの不動産ポータルサイトでも同じことが言えます。
「不動産屋さんに声をかけると面倒くさそうだし、住所も書いてあるからちょっと外からだけでも見に行こうかな?」
と思う方はけっこういらっしゃると思うのですが、退去する予定とはいえ、そこに現在住まわれている方からすると、連日近所を知らない人がウロウロされたのではあまり気持ちのいいものではありません。

そういう意味で、管理物件や住人に配慮したために枝番を隠す場合もあります。

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そもそも枝番が決まってない

新築などの場合、枝番が決まるのは建物ができて役所に届出をしてから。

最後に考えられるパターンがこれです。
"そもそも枝番が決まっていないパターン"

土地の形や持ち主が変わったりした場合は、新たに住所が割り振られたりするケースもありえます。

この場合、物件の案内図には住所が確定していないので枝番を乗せることができません。

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さいごに

物件の住所が書いてないからといって、すべての物件がおとり物件というわけではありません。
不動産屋さんが自社の管理物件を管理するためや住人の生活を守るために隠している場合もありえるということです。
実在していて、住所表記の無い物件に関しては、仲介業者が内見依頼をする際に管理会社に電話をすると枝番を教えてもらえます。




インターネットの発達によってエンドユーザーであるお客さんが、その気になれば色々な情報を得られる時代です。
そういう意味でも各不動産屋さんがきちんとした自社物件の管理が問われる時代です。自社物件をきちんと管理するのも不動産屋さんの大切な仕事の一つなのです。

それでは!