こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

ぼくら不動産屋がみなさんのお部屋を探す時には、国土交通大臣認定 公益財団法人東日本不動産流通機構が運営しているレインズ、もしくはathomeが運営しているatbbを使うことが多いです。どちらが見やすいかといえば圧倒的にatbbでお客さんに同じ物件の図面を見ていただいても圧倒的にatbbのほうが写真が多く見やすいのです。


国土交通大臣認定とは言っても月曜日の朝や土曜日の朝はアクセスが多いせいかサーバーエラーで繋がらなかったり、物件を探している途中でサーバーエラーが返ってきたあげく、戻るボタンがないのでログインからやり直しということもしばしばあります。

それはさておきレインズを運営している公益財団法人東日本不動産流通機構のホームページを見ていたのですが、2016年1月から3月に成約になった賃料のデータが掲載されていましたので今日はそれを分析してみたいと思います。

東京23区のアパートの2016年1月から3月の成約賃料

東京23区名

件数 賃料 建物面積(m2) m2単価(円)
千代田区 1
中央区 1
港区 29 11.3

29.26

3,863
台東区 37 6.7 20.71 3,213
墨田区 87 7.2 26.25 2,760
江東区 62 7.1 24.62 2,875
荒川区 128 6.6 22.97 2,862
足立区 407 6.4 29.20 2,202
葛飾区 316 6.6 29.16 2,256
江戸川区 429 6.5 28.54 2,270
文京区 152 6.9 21.51 3,193
豊島区 345 6.5 22.16 2,928
北区 318 6.9 25.51 2,712
板橋区 512 6.0 23.02 2,622
練馬区 608 6.4 25.64 2,483
新宿区 305 7.2 22.18 3,252

渋谷区

124 7.6 22.30 3,429
中野区 614 6.6 22.17 2,969
杉並区 1056 6.8 23.50 2,884
品川区 318 7.4 23.31 3,183
目黒区 318 7.9 23.42 3,373
大田区 874 7.4 26.47 2,797
世田谷区 1451 7.3 24.93 2,911

公益財団法人 東日本不動産流通機構
首都圏賃貸取引動向より

http://www.reins.or.jp/trend/sc/index.html

次にマンションの成約賃料を見てみましょう。

東京23区のマンションの2016年1月から3月の成約賃料

東京23区名

件数 賃料 建物面積(m2) m2単価(円)
千代田区 223 13.2 34.33 3,835
中央区 444

13.0

35.85 3,626
港区 923 15.2

39.07

3,899
台東区 679 9.7 32.83 2,953
墨田区 877 9.1 31.66 2,874
江東区 851 10.0 35.03 2,848
荒川区 598 8.6 31.95 2,687
足立区 834 7.6 38.41 1,982
葛飾区 535 7.5 35.17 2,135
江戸川区 1,006 8.3 36.53 2,264
文京区 859 10.4 32.68 3,194
豊島区 1,382 8.9 29.79 3,004
北区 741 8.5 31.47 2,704
板橋区 1,374 8.0 32.98 2,432
練馬区 1,276 8.5 36.18 2,347
新宿区 1,486 10.0 29.34 3,402

渋谷区

739 12.6 33.72 3,734
中野区 1,129 9.0 30.37 2,973
杉並区 1,301 8.7 30.66 2,841
品川区 1,276 9.9 30.25 3,258
目黒区 840 11.1 32.35 3,430
大田区 2,841 8.6 31.20 2,766
世田谷区 2,220 9.6 32.03 2,990

公益財団法人 東日本不動産流通機構
首都圏賃貸取引動向より

http://www.reins.or.jp/trend/sc/index.html

アパートとマンションでは賃料がかなり違いますね。ご想像のとおりマンションのほうが高いです。

アパートとマンションの違いは?

以前に門伝のほうで記事にしています。

部屋探しに役立つ!アパートとマンションの違い

https://www.kurachic.jp/column/chintai/LookingRoom/20141012095401.html#no1-1

これによれば、木造、軽量鉄骨、プレハブ=アパート
RC(鉄筋コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)、重量鉄骨=マンションとなっています。

公益財団法人東日本不動産流通機構にも違いを問い合わせてみました。
「ここのデータでいうところのアパートとマンションの違いは何ですか?」
こちらは特に規定はないようで、会員さん(不動産屋)が物件を登録した時のデータです。とのこと。不動産屋としては極力マンションと言ってデータ登録したい心理が働くという見方もできますし、規定はないがきちんと業界常識にのっとって登録していると考えれば、アパート=木造、軽量鉄骨、プレハブ。マンション=重量鉄骨、RC、SRCと考えることができます。

個人的にお客様とお話ししていて思うのはやっぱりRCやSRCの需要は高いです。
木造以外で。という方も非常に多い。

先ほどの賃料のデータを分析してみよう

おそらくみなさんが住みたいと思っているマンション系の成約になった家賃です。
一人暮らしも二人暮らしも家族暮らしも混ざっているデータです。

成約物件数1位 大田区  2841件
成約賃料1位  港区   15.2万円
成約建物面積1位 港区  39.07m2
成約m2単価1位 港区   3,899円/m2

となっています。賃料、面積、m2単価で1位なのは港区。
港区に住みたいお客さんっていうのは非常に多いんですが、m2単価も都内で一番ですね。
お金が無いと住めない区と言ってもいいかもしれません。

成約件数の比較

成約賃料の比較
(皆さんが住みたい!と思う区はだいたい高いところです。)

成約m2単価の比較
(一人暮らしであれ二人暮らしであれ一番参考になるのがm2単価)

これに設備が複数加わるともちろん賃料も上昇

先ほどの比較グラフはあくまでも成約賃料。
二口のガスコンロ、ペット、ウォシュレット、浴室乾燥機、駐輪場、追い炊きetc
皆様、様々な設備に対するこだわりがあるかと思いますが、標準よりも少し贅沢なオプションとなればそれだけ賃料も上昇します。それが複数であればあるほどです。

複数こだわり条件はあるが結果としていくつかしか叶わなかったというのが現実のような気もします。

賃貸と購入は切り離して考えよう

たくさんのこだわり条件を持ちたい気持ちもわかります。
ですがその家に何年住むのかを考えてみましょう。いつかは家を買うかもしれない。
それはいつ?ということはいくら貯めないといけない?と逆算して考えていくと賃貸にお金をかけすぎるのはなんだか損なような気がしませんか?

こだわりの設備は家を購入するときに導入すればいいのです。
賃貸はあくまでも人が設計した物件ですから100%満足というのはなかなか難しい。

生きていくのって本当に大変です。

それでは!