こんにちは暮らしっく不動産の門傳です。
気持ちの良い天気が続く5月!
欧州サッカーも終盤。 6月初旬にあるCLの決勝が待ち遠しくてたまりません。

さて、今回は賃貸トラブル「うそでしょ?聞いてた話と違うんですけど」という話題をお送りしていきたいと思います。

設備が聞いていた話と違う!

賃貸で入居後で多いトラブルが「聞いていた話と違う」というトラブルです。

自転車が止められると思ったら、駐輪場がなかった! 
駐輪場はあったけど、空きがなかった。
内見で見た時にあった設備がなかった!

などのトラブルがあります。

賃貸の契約では、設備についてきちんと説明するように宅建業法(不動産の法律)で決められています。

設備については、このように「何があります」という一覧表が契約書に記載されます。

ここに記載されるものは設備として部屋と一緒に借りることになります。
設備も含めての家賃
ということです。

これらの設備が壊れたり、使用に支障が出た時は大家さんの負担で直すこととなっています。

時々、自然に壊れたのに大家さんに「バレるとやばい!」と思って我慢する人がいますが、ここは我慢する必要はありません。 
すぐに報告しましょう。

もちろん「故意に壊した場合」は入居者の責任になります、

証拠を残しましょう!

「聞いていた話と違う」というトラブルになる原因の一つとしてあげられるのが、「不動産屋とのやり取りは「電話で口頭」が多い、というところです。


「ペットの飼育」や「設備」など重要なところは、しっかりと証拠を残しておくようにしましょう!
大切な部分は、メールか書面で残しておくようと良いと思います。

特に賃貸場合では、契約書の事前確認が行なわれないまま契約へ臨むケースが大半です。
また事前に契約書、重要事項説明書を確認しない担当者も多いです。
このため「聞いてなかった」というトラブルが少なからずあります。

宅建の資格を持っていない人は特に要注意!

宅建の資格を持っている人は、名刺に「宅地建物取引士」又は「宅地建物取引主任者」(平成27年4月より「宅地建物取引士」に名称が変っております)との、記載があります。
特に賃貸の営業だと持っていない人が多く、契約トラブルも多い印象です。
ここは一つ注意してみると良いと思います。


「電話」での約束を証拠に残すのは難しいので、大切な部分はメールや書面で行うとよいでしょう。


また業者間のやり取りも電話がほとんどです。 そして書類のやり取りは未だにFAXが主力で使われることが多いです。
(個人的に、電話とFAXは嫌いなので、メール文化がもっと浸透すれば良いなと思います。)

さいごに

「聞いていた話と違う」と言っても、引越をしてしまった後ではなかなかキャンセルも難しいのが不動産の契約です。
こんなことにならないように、自分でもしっかりと交渉、契約に臨みましょう。

それでは今日はこの辺りで!