こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

みなさん様々な条件でお問い合わせをいただくのですが、なかでも一番多いのがバス・トイレ別の物件。
バス・トイレが一緒だと、お風呂に入った後にトイレに入ったら、うっかり靴下を濡らしてしまったりしてしまいますね。


まずはバス・トイレ別のメリットとデメリットをあげてみます。

バス・トイレ別のメリット

  • 靴下が濡れなくてすむ。
  • トイレットペーパーが湿らない。
  • 体を洗うスペースと浴槽に浸かるスペースが別なので湯船にのんびりつかれる。
  • トイレの匂いを気にしなくていい。
  • 掃除がしやすい。
  • お風呂が使われていてもトイレが使える。
  • シャワーカーテンにカビが生えることを心配しなくていい。
  • トイレにコンセントがあればウォシュレットもつけられる。

バス・トイレ別のデメリット

  • 家賃が高くなる。
  • 掃除をする面積が広くなる。
  • 湯船につかれば光熱費も高くなる。



さて物件数はどれぐらいあるのでしょうか?
次は物件数をみていきます。

高田馬場の物件数

国土交通省が運営する不動産業者用の物件検索サイト、レインズを使って調べてみます。
今回の条件は下記になります。まずはバス・トイレ別と一緒のどちらも含むものから。

  • 高田馬場徒歩10分以内
  • 家賃9万円以内
  • 1R・1K
  • バス・トイレ一緒別含む

この条件に適合する物件数は459件です。

では次にバス・トイレ別の物件数を見てみましょう。

  • 高田馬場徒歩10分以内
  • 家賃9万円以内
  • 1R・1K
  • バス・トイレ別

条件はこんな感じです。

物件数は243件。約半分になりました。

次に高田馬場だけではデータの根拠が薄いので池袋でも見てみましょう。

池袋の物件数

条件

  • 池袋徒歩10分以内
  • 家賃9万円以内
  • 1R・1K
  • バス・トイレ一緒別含む

500件オーバーです。

次にバス・トイレ別の物件数を見てみます。

条件

  • 池袋徒歩10分以内
  • 家賃9万円以内
  • 1R・1K
  • バス・トイレ別

256件になりました。高田馬場が243件でしたから、あまり大差はありませんね。

高田馬場と池袋のバス・トイレ別無しの賃料比較

高田馬場と池袋で、バス・トイレ別だとどのように賃料が変わってくるのでしょうか?
比較してみました。

高田馬場(1R1K マンション・アパート)

バス・トイレ一緒 バス・トイレ別
平均賃料(管理費・共益費込) 6.7万円 8.8万円
平均単価(管理費・共益費込) 0.4万円/m2 0.38万円/m2
平均専有面積 17.60m2 23.75m2
平均築年数 25.09年 12.45年
駅からの平均徒歩時間 7.80分 7.77分

※国土交通省レインズ、ATBBより暮らしっく不動産でデータをまとめたもの

池袋(1R1K マンション・アパート)

バス・トイレ一緒 バス・トイレ別
平均賃料(管理費・共益費込) 6.6万円 8.9万円
平均単価(管理費・共益費込) 0.36万円/m2 0.37万円/m2
平均専有面積 18.86m2 24.30m2
平均築年 27.72年 11.84年
駅からの平均徒歩時間 9.58分 9.45分

※国土交通省レインズ、ATBBより暮らしっく不動産でデータをまとめたもの

そこまで大きな差はありませんが相場としては高田馬場のほうが若干高いです。
また池袋、高田馬場どちらにも共通していえるのは築年数が倍以上違います。バス・トイレ別の需要が近年は多いといえるのではないでしょうか。築年数が新しくなるので家賃も上昇しているというのが傾向です。

駅から少し離れた築年数の新しいところにバス・トイレ別の物件が多いという分析ができます。



余談ですが、以前にコラムで書いた畳数と平米のコラムを覚えていますでしょうか?

平米と畳と坪。広さの単位と部屋のお話
https://www.kurachic.jp/column/chintai/LookingRoom/20160201150000.html


バス・トイレが一緒ですとスペースの節約になりますので18m2でも6畳ほどの居室空間が取れますが、バス・トイレ別にしますと18m2では居室空間が狭くなってしまいます。それもありバス・トイレ別の物件だと面積が大きくなり結果として家賃も上昇するという傾向のようです。

単純にお風呂の洗い場がトイレになっているので面積が狭くても完結している。という図です。

バス・トイレ別にするとそれだけ部屋の面積が必要になる。という図です。
ちなみに暮らしっく不動産のトイレ部屋のサイズを測ってみると0.895m×1.577m=1.41m²という結果でした。



さいごに

メリット・デメリットを最初にあげましたが、自分にとって記述したメリットがメリットでなければバス・トイレが一緒のほうがお得といえます。毎度このコラムで書いていますが、上記のデータのように不動産には場所や設備によって相場がきちんと決まっているのです。
同じような条件でネットで検索したらとてつもなく安い賃料の物件がでてきたとしたら、おとり物件の可能性が高い、もしくは定期借家の可能性が高いとみるべきです。

バス・トイレ別でこの家賃相場か。。。高い。。。
でもこのバス・トイレ別の条件は譲れない!と思われるのであれば家賃相場がもう少し安いエリアでの物件探しをおすすめいたします。
ちなみにですが高田馬場や池袋よりも西にあるところ八王子で同じ条件で調べてみたのですが、バス・トイレ別の平均相場が6.1万円でした。都心部から離れると安くなるという証拠です。

自分にあった住まい方を今一度考えてみてはいかがでしょうか?

それでは!!