こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
不動産屋で働いているのもあって街を歩いていると他の不動産屋さんを見かけるとどんな風なお店や営業形態なのかなぁと気になります。
お店に物件広告を山ほど貼っているお店もあれば、オリジナル店舗ソング?をかけているお店、フリースきたひょろひょろのおじいさんが新聞を読みながらノンビリしているお店や海外製と思われるスーツをバシっと着込んだ店員さんがいるお店etc
と不動産屋さんも様々です。
以前に、何かのネットサイトで"不動産屋の数はコンビニよりも多い。"
という文章を見た記憶があり、今日は不動産屋の数について調べてみました。
不動産業者の数とコンビニの店舗数
一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページによれば2015年3月31日時点の業者数ですが、122,685業者だそうです。2015年のコンビニの店舗数が54,399店舗ということなので、コンビニの倍あると言ってもいいですね。
ちなみに不動産業で働いている従業員数は534,052人なのだそうです。3年連続で増加傾向とのこと。
忙しい時期と忙しくない時期と差が激しいですが、基本的には物件を探して、内見に行き、書類処理をするという業務。内見をすると数時間は動けなくなりますので、どうしても人が必要なのかなと思います。
免許
不動産屋をやるには宅地建物取引業者の免許が必要です。
そしてその免許を取るには宅建を持っている人を置かないといけません。
宅建はかつて宅地建物取引主任者という名称でしたが、最近名前が変わって宅地建物取引士という名前に変わりました。弁護士、司法書士のように士業という扱いです。
契約において重要な内容を説明する時(重要事項の説明)には宅建の免許を取得しているものが行わなければいけません。
不動産屋を開業する時には都道府県知事、もしくは国土交通大臣に免許を申請する必要があります。
違いは何でしょう?
1つの都道府県で開業したい場合は都道府県知事。
県をまたいで(複数)開業したい場合は国土交通大臣の免許が必要になります。
インターネットでも検索できます。
東京都 宅建業者情報インターネット情報提供システム
http://www.takken.metro.tokyo.jp/TIGV0200?MENUID=TIGJ0100
うちの免許番号はこちら。
宅建業者情報インターネット情報提供システム 株式会社ラインズマン
暮らしっく不動産(株式会社ラインズマン)の免許は東京都知事なので、東京にしか店舗がありません。
まだまだ小さな会社です。
東京都知事免許ということで、東京でしか活動出来ないのでは?と思う人もいると思いますが、東京以外でも可能です。
不動産屋で働くメリット
個人的に思いつく不動産屋で働くメリットを考えてみました。
- 街の家賃相場がわかる
- いろいろな職業や性格のお客さんと話しをすることができる
- 初めて行く土地の場合、街の雰囲気や買い物情報を知ることができる
- 初期費用が安い、デザイナーズが多い、管理がしっかりしている等、業者の傾向を知ることができる
- 業者用ネットワークにアクセスできるので、おとり物件に騙されることがない
ざっと思いつくことを書いてみました。
自分自信が引越しをする時には、住みたい街を選択する時に自分のライフスタイルに合った街や物件を選ぶことができます。まぁ、引越しなんて数年に一度しかしないのでその瞬間しか大きなメリットを感じられないという見方もできるのですが。。。。
不動産屋のデメリット
ついでなのでデメリットも書いておきます。
- 忙しい時期と忙しくない時期の差が激しい
- 内見に出ると足が棒になる(うちはなるべく歩いてます)
- 物件探しや内見に行っても、無駄足になることも多々ある
- 他業者に電話をすることも多いが相手の対応が冷たくて凹むことも多々ある
- 手書きの書類も多いので、メインはFAX。PDFデータやメールベースでのやりとりはまだ少ない。
不動産業にかぎったことではありませんが、人と接する機会が非常に多い職業なので予定が組みづらかったりする部分に関してはけっこう大変だったりします。
建築業界にいたこともありますが、建築も不動産もこれだけネットが発達したとはいえ、まだまだ泥臭い商売だと思います。
WEBでは見かけるのですが。。。
先日、とある方にお会いした時に「あぁ、徳留さん!実在する方だったんですね。」
と言われました。ブログで登場することは多々あるのですが、実際にブログに出ている人が現実に出てくるというのが不思議な感覚のようです。
ちゃんと実在してますよ。
ぼくも、お店も。
東京都新宿区高田馬場3-16-2
人員の関係もあり、来店される場合はWEBのお問い合わせフォームからご予約いただけると大変助かります。
さいごに
引越しシーズンでお問い合わせも増えていますが、少しでも快適な新生活ができるようにお手伝いさせていただきます。
それでは。