こんにちは、アロマテラピーインストラクターのひうらゆかりです。
暖かい日も増え、花粉症の方にはつらい季節到来ですね。

花粉症という言葉自体はすでに世の中に定着していますが、そもそも花粉症とは何でしょう?

綺麗なお花にも花粉がありますので、花粉をみたり触れたりした経験がある方もいらっしゃいますよね。
蜂や蝶たちが花粉を運ぶことで受粉し、植物の命が繋がっていきます。 
花粉自体は毒として存在するわけでも何でもなく、「無害」なのです。

では何故、無害な花粉によって辛い症状が出るのか。
虫には無害でも人間には有害なのか?

今日は花粉症と自然療法にについて、お話していきたいと思います。

1. 花粉症とは

私達の体には有害なものを排除する機能が備わっていて、「有害なもの」が侵入してくると攻撃する仕組みになっています。
それが「アレルギー反応」と言われるもので、有害なものを排除するための仕組みを「免疫」と言います。

これは「風邪とアロマテラピー」でも述べたように体に備わっている大切な機能であり、免疫システムがあるからこそ、健康な状態であれば知らず知らずのうちにウィルスなどから体を守ることができているわけです。

本来花粉は無害なのですが、免疫機能は個人差があるため、一部の場合、花粉が皮膚や粘膜から体内に入った時に、「有害なもの」と判断され、体の外へ出すためにそれと戦うための「抗体」を作ります。
その抗体が溜まりすぎると「咳」や「鼻水」といった症状を起こしてしまいます。

これこそが私達を悩ませる「花粉症」なのです。

「杉の木」や「ブタクサ」「稲」など反応するものは人それぞれで、全く反応しない人もいるわけですが、その差は何でしょう。
これもまた、それぞれの免疫システム=防御機能のボーダーラインに個人差があることから差が生じています。

鼻炎の方などアレルギーを持っている方の方が、花粉症にもかかりやすい傾向にあるようです。

2.免疫を上げる

花粉症の対策として、免疫を上げると症状が緩和されるといわれていますが、そもそも免疫が働いているから花粉症になるはず・・・ですよね。
ここでいう免疫を上げるということは、「免疫を正常に機能させる」ということなんです。

正常に機能していれば、抗体を作りすぎて花粉症を発症させることもない、体に本当に必要な働きだけをしてくれるわけです。

近年、ストレスや食生活の乱れから、免疫力の低下が問題とされていますが、まさに花粉症が増え続けることもその結果のひとつなのです。

3. 自然の力を借りる

風邪と同様、花粉症においてもアロマテラピーやハーブは注目されています。

簡単に試すことができるものとして、ハーブティーがもっともオススメ。

ネトル

花粉症の時期は必ずハーブショップの店頭に並ぶと言ってもいい程花粉症におなじみのハーブ。
抗アレルギー、むくみの改善、消炎、またクロロフィルを多く含むことから浄血作用なども期待出来、花粉症にはもってこいなハーブです。

一種類では飲みにくい場合や、色々な味を試したい方はブレンドもいいでしょう。
その場合はペパーミントがスッキリしてオススメです!
ペパーミントは清涼感だけではなく、鎮痛、抗菌、抗感染、消炎、抗炎症と、実は優秀です。

エルダーフラワー

このハーブも最近、風邪や花粉症の際飲まれ始めています。
去痰、抗炎症、抗ウイルスなど魅力的なハーブですが、なんといっても粘膜に働きかけ、気道をきれいにしてくれるということ。
イガイガする喉元もスッキリさせてくれます。

精油においては、「風邪とアロマテラピー」でご紹介したユーカリやティートリーは花粉症にもとても有効ですので是非活用してみてください。
特にユーカリは呼吸器系に強い見方です!

部屋で精油を焚く芳香浴に限らず、ティッシュに数滴垂らして枕元に置くだけでも空気が浄化されるので違いが出てくるはずです。

ラベンダー

免疫向上という観点からもオススメできる精油。
ラベンダーはすでに様々な効能が認められていて、万能精油として有名です。
心と体両方に有効に働きかけてくれます。

鎮痛、抗菌、抗感染、抗ウィルス作用などから、風邪や花粉症でダメージを受けた体やお肌へのマッサージとしてもオススメです。

マッサージオイルはお店にありますが、ご自分でマッサージオイルを作る際には、スイートアーモンドオイルやホホバオイルなどマッサージに適したものに1、2滴まぜて使用してください。多く入れすぎると炎症をおこしたり肌トラブルの原因となりますのでご注意くださいね。

さいごに

薬や注射などの治療は、どうしても今すぐ症状を止めなければいけない時以外は出来れば使用したくないものですよね。
体全体の免疫システムを正常に働かせるためには、バランスのとれた食事や適度な日光浴などが不可欠。
都市化により、土が減っている事も花粉がいつまでも舞い上がる原因になり、更に現代人は無菌に慣れすぎているせいで、ウィルスに弱くなってしまっていると言えますので、本来持つべき抵抗力を取り戻したいものです。

ハーブや精油は日頃から取り入れることで違いが出でくるものですから、花粉症の季節だけでなく、日々免疫力を上げていけるよう過ごす事が今後につながります。

※妊娠中の方は時期により使用出来ない精油も沢山ありますので、医師に相談してからのご使用をお願いします。