こんにちは。徳留です。

3月13日18:57から放映のテレビ朝日ハナタカ優越感に出ます。
コメントをいくつかしているのですが、コメントの補足をしておきます。

退去時に大掃除をしたからといってクリーニング代が安くなるわけではない?

引っ越しともなれば荷物の搬出をして不動産会社や大家さんに立会いをして傷や汚れの状態を確認してもらって退去をすることになるのはみなさん周知の事実。

退去時にクリーニング代や清掃費という名目で一人暮らし用の1K程度であれば25,000円から40,000程度の金額が取られるかと思うのですが、これはどれだけ掃除をしようとも変わらない金額なのです。

「がーん。一生懸命大掃除してたのにー、ショック!」

という声が聞こえてきそうですが、ここで退去してから次の人に貸し出されるまでに、どのようなフローになるかを考えてみたいと思います。

クリーニングしてから次の入居者へ

大掃除をしている人からすると、「ありえない!」となりそうですが、退去したばかりの部屋に内見で行った際に発見した全く掃除をしないで出て行かれた方のお部屋です。

すごいホコリですね。おそらくここに家具を置いていたんじゃないかと思われます。そういうホコリの集まり方をしていますね。

1.大家さんと打ち合わせ


この後に部屋の方向性を大家さんと管理会社で打ち合わせをします。
設備などのリフォームをするのか、このままクリーニングして次に貸し出すのか、取り替えるものはないのか、家賃は適正なのか?といった見直しですね。
もちろんリフォーム代金は大家さん負担です。
入居者が故意に壊した箇所があれば、それは入居者負担。

2.クリーニング


クリーニングして次に貸し出す場合は清掃業者が入って掃除をします。
水回り、油汚れ、ホコリ、壁紙、エアコンなどをくまなく掃除していきます。
大手ハウスメーカーや大手の管理会社の物件であれば、床材にワックスをかけるところまで行うところもあります。この費用がクリーニング代です。また、前の入居者が出た後は綺麗だろうと汚かろうと壁紙を張り替えるというところもあります。次の入居者からすると、とても嬉しいですね。デメリットしては一定の会社の基準で一連の工程を行っているのでクリーニング費用や管理費用が高めの物件が多いです。

最近は管理を会社にまかせていることが多いので数はあまりないのですが、古い物件の場合や大家さんがそのまま管理しているような物件だと、大家さん自らが掃除をする場合もあります。

綺麗でも汚くてもプロ基準で掃除をする

前述したように、ホコリがあろうとなかろうとクリーニング業者がやる仕事は変わりません。
上の方から下の方に向かって掃除をして、最後は床を掃除するのです。シンクにカルキの跡が残らないようにするレベルで掃除をしている会社もあります。(なので内見で水を出してはいけません。)
ですので、ホコリがあってもなくてもクリーニング職人さんの人件費はかかるのです。

クリーニング職人さんも大変

職人の世界は仕事が楽になったからといって給料が安くなるわけではありません。
1m2◯◯円という単価で見積もりをたてて仕事をしています。
一人暮らしの1Kであれば数時間で一部屋を終わらせて一日のうちに数件まわらなければいけません。

この写真はワックスをかけた部分とかけていない部分の比較をした写真です。

通常使用の範囲であればクリーニング代のみ

掃除をしてもしなくてもクリーニング代金は変わらないという話をしましたが、これはあくまでも通常使用の範囲においての話です。通常使用の範囲ってどんなもの?と思う方は下記の記事を参考にしてください。
通常の使用の範囲を超えてしまった場合だと敷金から費用がひかれてしまいます。

退去の費用 損をしないために知っておきたい8つの事
https://www.kurachic.jp/column/516/

掃除はしなくてもいいとはいったものの、普段からあまりにも手入れをしなかったためにクリーニングよりも交換したほうが早いという判断になれば費用はかかってきてしまいます。そういう意味では日頃からきちんと手入れをしておく必要があります。(これがけっこう大変ではありますが。)

拭きあげたり磨き上げる必要は一切ありませんが、お世話になった部屋に対するお礼や、立会いの時に管理会社の人が見た時の印象を考えると最低限のお掃除はしておきたいですね。

3.クリーニング完了・設備の補修や修理が終わってようやく貸し出せる状態に

クリーニングと故障箇所の修理が終わったらようやく貸し出せる状態になります。
クリーニング作業そのものは一日もあれば終わるのですが、繁忙期になるとハウスクリーニングをする業者さんのスケジュールをおさえるのが大変な事も多く、クリーニング完了まで時間がかかる場合もあります。

また設備の故障などにおいては修理業者に在庫がなかったり、問屋に在庫がなかったりするとメーカー取り寄せとなるため時間がかかる場合もあります。(特に年末年始や夏季休暇の時期など)

今まで一生懸命掃除をしていた人からするとショックな結果かもしれませんが、自分たちで掃除をしてもハウスクリーニング代が安くなるわけではありません。退去した後のお部屋にはプロのハウスクリーニング業者さんによりクリーニングされ次の入居者に引き渡されます。