2016/03/15

おとり物件の状態をパートナー相談所的に考えて解説

部屋探し
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

おとり物件の記事が思いのほか話題になりましたが、もう少しわかりやすく解説できないのかと考えていました。
昨晩、月9を見ていてふと思いついたのです。
これを恋愛ものにしたら小学生でもイメージがわくのではないか。。。
結婚相手や恋人相手を見つけるサイトのような感じで解説すればいいのではないか。。。

パートナー相談所の正常な姿

もしあなたがパートナーを探しているとして、パートナー募集サイトを見ていたとします。正常な状態であれば、そこに登録されている人はみんな本気で相手を募集している人達。
年収は低めだけど若い方から年収は高めだけどそれなりの年齢の方もいます。でも、それが現実です。


これをおとり物件ならぬ、おとりサイトだとしたらどうなるでしょうか?

客寄せを目的としたおとりパートナー相談所のサイトの場合

客寄せを目的としたサイトの場合、登録データをより魅力的に見せるために加工をします。
本当は既婚でパートナー募集サイトから消されていなければいけないのに、未婚として書いていたり、年齢も嘘の年齢で書きます。"おっ!ここのサイトは魅力的な人がたくさん登録しているなぁ"と思わせて客寄せをすることが目的なので、広告としては誇大に書きます。その人が存在していてもいなくてもいいのです。
「更新が遅れていてその人は既に結婚されました。」と言えばいいのです。
サイトのファンを増やすことが目的なのでなんでもありです。

冷静に考えてみると60代で1200万円のお医者さんなら実在しそうですが20代で1500万円のお医者さんはなかなかいないと思います。相場よりもスペックがやたら高い。
年収300万円で商社勤務、タワーマンション所有っていうのもよくよく考えると怪しい。
でも、そんな嘘情報がのっているとは思わないので、みんな問い合わせしてしまう。
これが不動産でいうところの"おとり物件"の状態です。

比較してみる

まずはこの健全なサイトを業者Aだとします。

次に客寄せのために色々と嘘満載のサイトを業者Bだとします。

こうやってみてみると、業者Bに登録されている人達のほうがスペックが高いように見えますね。
登録されている人のスペックが高いほうがそれはお客さんも増えますね。
しかもたちが悪いことに、おとり物件の情報をのせる業者は業者Aに登録してある人のデータを無断で使用してスペックを偽って自社のサイトに掲載していたりするのです。不動産業界だと業者Aに登録してある人物を業者Bのお客さんに紹介すること自体は違反ではないのですが、無断で使用しているというのは問題です。

見る目を養おう

世の中の社会構図や男性の年齢から考えられる常識的なスペックがわかっていれば業者Bにひっかかることはないのですが、平均的なスペックや相場がわかっていないので、なんだかお得というか魅力的に見えてしまいついつい問い合わせをして無駄な時間を浪費してしまう。これがおとりの実態ですね。

前回盛り上がった記事はこういう業者Bのようなことを大手のフランチャイズがやっていた状態というのがポイントです。
不動産業界だと大手でもこういうことを普通にやっているんですね。宅建業法で禁止されているにもかかわらずです。

一連の報道や騒動の後も、色々と調べてみると"おとり状態"にある不動産業者は企業の大小を問わずたくさんあることがわかりました。
ひどいところだと自社サイトで公開している物件が全ておとり状態。全員、佐々木希さんレベルのような業者もありました。佐々木希さんレベルだったら広告なんかしなくてもいいわけですが、大々的に宣伝することによって、おっ、ここはこんなクラスの人もいるのか!すげぇー!と思わせる手法なのです。

現実は甘くないです。見る目を養いましょう。

それでは。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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