2016/03/22

不動産屋の簡単な見分け方。路上看板とコンプライアンス

部屋探し
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こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。
最近メディア露出が多く、いろいろな人に声をかけられます。 改めてテレビのすごさを感じます。


その中で、最近よくある質問が「いい不動産屋ってどう見分ければいいの?」という質問。

どんな業界でもそうですが、良いところ、悪いところはあります。 不動産業界でもそれは同じです。
食べ物であれば、味や評判で分かりますが、不動産屋の判断は一般の人には見分けるのが難しいのが現状。
不動産屋の選び方は難しいです。

今日は良い不動産屋、悪い不動産屋の簡単な見分け方を考えていきたいと思います。

路上看板に注目!

街でよく見かける路上看板。 お店の前から、歩道上までいろいろ方法でアピールをしています。

しかしこれ、敷地からはみ出すと法律違反になります。
みなんさん知ってましたか?

道路に看板・日よけを出すときには道路占用許可が必要です
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kitanan/jigyou/kanri/index.html

お店に入る前に、そのお店のモラルがどうなのか?というのを路上看板から判断するのも一つの手だと思います。

それでは、新宿区高田馬場の早稲田通りを例に見ていきましょう。

法律がしっかり守られている例

言わずと知れた大手企業。 SoftBank。
まずこのお店のから見ていきましょう。

この赤い線が、境界線となります。
赤い線より右が使っても良いエリア。 不動産で「敷地内」と言われる部分です。

青い部分は歩道です。
ここには看板を出してはいけないことになっています。(もちろん例外もあります)

さすが大手企業。 看板もきっちり敷地内に収めています。

続いて大手都市銀行、みずほ銀行です。

まずは境界線です。

赤い線が境界線です。

青いエリアが歩道。
さすがの大手都市銀行だけあって、当たり前ですが、ばっちり守っています。

続いて大手ドラッグストアのマツモノキヨシ。

まずは境界線。


赤い線が境界線です。

青のエリアが歩道。
こちらもきっちり守って敷地内でぎりぎりの陳列です。

このように。土地などの不動産を扱わない企業でも、敷地と公道の区別はできています。

続いては、違反例を見ていきます。

法律違反の例

それでは法律違反しているお店の例を見ていきます。


歩道に物件情報、よく見る光景でもあります。

しかし境界線はここ。赤い線が境界線。

歩道も見ていきます。

赤い線が境界線で、青いエリアが歩道(公道)です。

ということは。


この看板はNG。
法律違反です。

続いて見ていきます。

この場合、境界線はここ。

赤いラインが歩道との境界線です。

青いエリアが歩道です。 


ということで、この看板もNG。 法律違反。
「街路樹だから大丈夫」ということはありません。

早稲田通りを歩いたことがある人はわかると思いますが、違反をしているのは不動産屋ばかりです。
その他飲食店の一部、風俗店といったお店が歩道に路上看板を出していました。
不動産屋は土地の権利などに詳しいはずですが、これが現状です。 

道路に看板を出すには許可が必要

道路に看板を出すには許可が必要です。


道路に看板・日よけを出すときには道路占用許可が必要です
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kitanan/jigyou/kanri/


ただ路上看板は基本NG。
上空は許可を取ればOK。
これが看板のルールです。

警察にも聞いてみた

高田馬場のメイン通りでもある早稲田通り。
この早稲田の看板事情について、管轄である戸塚警察に聞いてみました。

道路上に出ている看板は違法です。
看板は敷地内におさめないといけません。
許可のあるなしという話しではなく道路を占有してはいけません。(戸塚警察署)


このようなお話でした。
早稲田通りの歩道出ている看板は全て違法ということになります。

ドラッグストア以下の知識しかない不動産屋で大丈夫?

不動産屋は土地の権利関係など、日頃からよく調べます。
携帯ショップ、ドラッグストアよりも土地の知識はあるはずです。
違法な路上看板を出している不動産屋は、不動産のことをよく分かっていない可能性が高いです。
また分かっていながらルール違反をしてくる場合にはさらに注意が必要でしょう。

また看板を見る時に注意して欲しいのは、「NGワードを使っていないか」というところ。
不動産広告にはルールがあります。 
例えば「格安」をうたう広告宣伝。 よく見るワードかもしれませんが、不動産広告のルールではNGワードです。
違反をしているようなところは、トラブルの可能性が高くなります。


ドラッグストア以下のような知識で、不動産取引を勧めるのは少し不安ですよね。
路上看板でその起業のコンプライアンスが図れるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

さいごに

最近は電柱も地中に埋め込まれ、少しづつ街の景観が良くなってきています。
違法な路上看板がなくなり、住みよい世の中になるといいなと思います。

今日はこのあたりで。

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著者
門傳義文
門傳義文

(株)ラインズマン 代表取締役 宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級 「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。 メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの “プロ”として活動している。 趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。

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