こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日は少しだけ暖かいですね。
とは言うもののまだまだ寒いです。こたつが手放せません。
tenki.jpによれば東京の桜の開花予想は3/21(月)。
今月末にかけて引っ越しをされる方にとっては嬉しい祝福になりそうですね。
桜と花見の歴史
日本人ほど桜が大好きな人種もいないなぁと思うのですが、wikipediaで調べてみると花見の起源が書いてありました。
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれる。奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたが、平安時代に桜に代わってきた。それは歌にも現れており、『万葉集』には桜を詠んだ歌が43首、梅を詠んだ歌が110首程度みられるが、10世紀初期の『古今和歌集』ではその数が逆転して桜が70首に対し梅が18首になっている。「花」が桜の別称として使われ、女性の美貌が桜に例えられるようになるのもこの頃からである。
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E8%A6%8B
桜を見るようになったのは平安時代からのようですね。
しかも花といえば桜というぐらいのランク。そしてその美しさから女性の美貌を桜にたとえていたようです。
なんて粋なんだ!
現代のような花見の風習は江戸時代頃に広まったと言われているそうです。
桜の木の品種改良が行われてたくさんの種類があったそうですが、明治期になるとそれも寿命を迎えてきたようです。そこで駒込に住んでいた植木職人のおじさんがなんとか開発したのがご存知ソメイヨシノ。
駒込駅の横にある公園にはソメイヨシノ発祥の地のプレートがあります。
いろいろなところで桜を見ましたが、やっぱり風情があるなぁと思ったのが京都で見る桜でした。
もちろん激混みではありますが。。。
京都の桜
何年も前の写真ですが京都の桜です。
4月の上旬頃だったと記憶しています。
少しだけ肌寒くてそこに広がる桜花びらの淡さと空の蒼の淡さがマッチして綺麗でした。
この写真には映っていませんが鴨川沿いに歩いて行くと桜を眺めることができました。
きっと昔の人たちも鴨川で花見をしたことでしょう。
穏やかな川の流れを見ているだけでととえも気持ちのいいものです。
京都にある蹴上という場所。この線路のようなものは琵琶湖につながる水路に船を出すときに使った台車用の線路跡だったと記憶しています。蹴上インクラインという場所です。
なんの予備知識もないまま、このとき、偶然に見つけました。シーズンの京都はタクシーでもバスでも地下鉄でもなくレンタルサイクルで回るのが一番面白いです。
蹴上インクラインを下から見たところ。
途中に露店のたこ焼き屋さんが来ていて、食べました。旅効果というところもあるかとは思うのですが、東京で食べるたこ焼きよりも美味しかったです。
南禅寺の桜です。
寺と桜ってどうしてこんなにマッチするのでしょうか?
桜は散り際が一番美しいと思っているのですが、何かが始まる4月の桜だというのに、どこかせつない気分にさせてくれる不思議な植物だと思っています。
3年ぐらい京都に住むのが人生の夢です。
こういうお寺でお茶飲んだり庭掃除がしたいです。これは南禅寺の山門の上から見た景色。
大河ドラマを見すぎなのか、辞世の句とか考えなきゃいけないんじゃなかろうか?とか思うようなこの雰囲気。
昔から武士にとって寺というのは人生を見直すきっかになる場所だと思っています。
この桜の木を眺めながら飲むお抹茶とお団子が最高に美味しかった。気分は水戸黄門に出てくる町人。
普段、お団子なんて食べないのですが、このときは自転車で回っていたので甘いものが食べたかったのです。
この写真からもわかるようにこの時期の京都は激混みです。
京都の事故物件?
桜と話しは変わりますが、歴史の教科書によく出てくる池田屋。
新撰組のメンバーが勢ぞろいで尊王攘夷派を襲撃した事件があったところです。
2005年当時はパチンコ屋さんだったのですが、今は池田屋という名前で、はなの舞の居酒屋さんが入っています。
1864年7月8日に9名以上の死者を出した池田屋事件。
ある意味、事故物件ですね。
こんなブログを書いていたら京都に行きたくなりました。
それでは。