こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

大人の工場見学第二弾はエビスビール記念館です。
1890年の発表以来、今年2016年で126周年を迎えたエビスビール。
長きに渡り人々に愛され続けてきたビールの秘密を探ってきました。

エビスビール記念館

住みたい待ランキングで見事一位に輝いた恵比寿。
恵比寿駅から遊歩道を進むこと5分。
おしゃれなショッピングモールの一角に恵比寿ビール記念館はあります。

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〒150-8522 東京都渋谷区恵比寿4-20-1恵比寿ガーデンプレイス内

まずはエビス様がお出迎えです。

ハイセンスな内装

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一歩上をゆくハイクラスな内装。
伝統と格式を感じます。大人な雰囲気ですね。素晴らしい接客対応のスタッフさんに親切に案内してもらいながら受付カウンターで手続きをすませます。

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ツアーが始まる前に通された待合ロビーの机です。
数種類の麦芽が詰め込まれたテーブルです。

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よーく見てみると麦を刈りこんでいる人の姿がありました。こういう小さな気の利いたアイデアにセンスの良さがにじみ出ています。

テーブルは二つあったのですが、もう一つのほうも見てみました。

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おっ!こっちはさっきの畑より刈り込みが進んでいますね。芸が細かい!

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ここは工場ではないので製造工程を見ることはできませんが、エビスビールの歴史を見ることができる場所です。
麦芽を濾過する釜がモニュメント的に設置されています。間近でみるととても大きいです。
(現在は千葉工場で製造中)

エビスビールは日本の歴史とともに

エビスビールは2016年で126年を迎えました。
ドイツ人技師を招聘して製造が行われたエビスビールですが、1900年代には世界的な評価をもらうまで成長します。(パリ万博で金賞受賞、米国セントルイス万博でグランプリ受賞)

ちなみにですが1892年にビール瓶の王冠が発明されるのですが、あのギザギザした形の突起は何個あるか知っていますか?21個だそうです。ものをしめつけるには3の倍数がいいそうです。飲んだ時の雑学ネタとして使えることも教えてくれました。

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贈答用の当時の箱です。味がありますね。

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今の銀座8丁目付近にビヤホールを開設したのもエビスビール。(現在は天ぷら屋さん)
これが日本で初めてのビアホールだそうですが諸説あるようです。
夏目漱石の小説にも"恵比寿ビール"という単語が出てきます。歴史を感じさせてくれますね。彼も飲んでいたのでしょう。

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戦時中になるとブランド名が消されて配給性になります。
各社から色々なビールがでていたようですが、統制下においてはブランド名は消さなければいけなかったようです。
色の違いは出兵する人用、業務用、家庭用ですが、味やクオリティの差はなかったそうです。

戦時中に一度は消えてしまったエビスビールですが1971年に復活を果たします。
1988年には生産の拠点を千葉に移します。
その工場跡地にエビスガーデンプレイスが建設されたのです。

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こういうところに住んでみたい気持ちはわかるのですが。お家賃も高くて。。。

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エビスビールのテーマ曲が流れる手回しオルゴール。山手線のホームで流れていますね。
ちなみに内回りと外回りではキーが変わっているのご存知でしたか?

レアなエビス様

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瓶ビールに限っての話だそうですが、エビスビールにはラッキーエビスなるものが存在します。
コアラのマーチで言う所の眉毛コアラみたいなものですね。
上の写真を見て、違いがおわかりになりますでしょうか。
左が通常盤、右がラッキー版です。ラッキーエビスは恵比寿様が鯛を2尾持っていますね。
けっこうレアなので見つけたらラッキーですね。

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これが噂のラッキーエビス。なにかいいことありそうですね。

やっぱり試飲

記念館ですがツアーに申し込むと試飲をさせてもらえます。

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エビスビールの特徴としていえるのが白い泡の下に生まれる小さな泡。
これが長く続くことにより上層の泡がすぐになくならず美味しさが持続するそうでです。
(上記の写真だと"YEB"の文字の下に出ている泡です。)
この泡が非常に上品で見ているだけで心地よい気分になります。

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実はこの日はキリン一番搾りの工場をめぐった後に来ています。
1日ビール三昧!

美味しい注ぎ方

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こちらは案内してくれたスタッフのお姉さんが注いでくれたビール。
泡の立ち方がすごく綺麗な上に盛り上がっていて美味しそうですね。注ぐポイントはやはり三度注ぎ
このような泡の立ち方をしていると泡が壊れにくく、少々グラスを傾けてもこぼれたりしにくいのです。
家で少し練習したらある程度はできるようになるので試してみてください。

エビスビール 三度注ぎ

http://www.sapporobeer.jp/yebisu/enjoy/#yebisu_nomikata

そしてもう一つ重要なポイントが綺麗なグラスを使うこと。
ふきんの繊維や油分がついているグラスではいけません。
ビールグラス専用のスポンジを用意して自然乾燥するようにしましょう。

さいごに

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記念館の横に併設されたラウンジでは変り種のビールを飲むこともできます。
フルーツの香りがするビールもたまには面白いですね。
それにしても恵比寿様の笑顔の包容力ってすごいですね。安心感がはんぱないです。

恵比寿ビール記念館
エビスビール記念館はツアーの場合500円かかります。(試飲含む。要予約)
http://www.sapporobeer.jp/brewery/y_museum/index.html

町の名前から商品名がつくことは多いですが、この町に限っては逆です。
恵比寿ビールを製造していたところから町の名前が渋谷区恵比寿になったそうです。
当時、どれだけの影響があったかがわかるエピソードですね。

それでは。