こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
みなさん様々な業種のお仕事をされていると思うのですが、職業病ってありますか?
建築屋としての職業病
工事現場で働いていたこともあって、旅行などで旅館に泊まったり上の写真のようなお城を見るとついつい構造が気になります。ちなみにこの小田原城はRCでできています。
先日の大河ドラマ"真田丸"では小田原攻めにあった北条が滅びましたね。
小田原城の入り口の写真です。
当時は武士が警備をしていたと思うのですが、現代はセコムが警備しています。
人件費削減ってところでしょうか(笑)
柱の位置や窓の配置など、どういう意図を持って設計されたのかというところが気になってしまいます。コンセプトをきちんと持って設計されたのか、場所の関係で適当につけたのかというのは見るとなんとなくわかります。
ちなみに賃貸はその傾向が露骨で賃料の安い物件というのは特に意図もなく設計されていたりします。高級な賃貸であれば隣の家の窓位置も計算したうえで窓位置を決めたりするので設計者の考えが見えるのです。
上の写真はとあるお宿の写真。
壁材からALC(軽量発泡コンクリート)だと思われます。
鉄骨でALCを使用して色味を整えていることから建築費は案外安いと想像されます。
建築費を安く抑えることにより安い宿泊料金で提供できているお宿と考えられます。
不動産屋としての職業病
不動産屋の職業病としては、旅先に行った時の街づくり方法を見てしまうところというのが挙げられます。これは小田原近辺の衛星写真なのですが、右側は比較的まっすぐな道も多く人工的に町割りをしたと考えられます。対して左側は曲がりくねった道が多いですね。
自然の地形に逆らわずに形成されていることが想像できます。
特にこのような城下町であれば城の右側に商店が多く立ち並んでいるものと想像できます。
メインの大通りにチェーン店、賃料の安い裏通りに個人経営のお店が多いと想像ができるので裏通りで食べたいお店を探すのです。賃料にお金をかけていない少し汚いぐらいのお店の方が料理が美味しいことが多いですね。
個人的にこの方法でお店をいつも探すのですがネットで調べなくても比較的はずれを引く確率が少ないような気がしています。
ちなみにですが、東京都の東側の衛星写真です。
新宿の都庁付近、丸の内、江東区というのは人工的に形成されたような道が多いですね。
特に江東区は全体的に碁盤の目のように道ができています。調べてみるとかなり区画整理を行っているようです。行政が街づくりに積極的ですね。
名古屋もびっくりするほど碁盤の目です。
城下町というのは非常にわかりやすいですね。
不動産屋としての職業病2
街を歩いていて立ち並ぶ家の間取りを考えてしまいます。
例えば小窓に面格子がついていればそこはトイレかお風呂。
引き違いの窓に面格子が付いていて、少し高い位置にあればそこは台所の可能性が高い。
というように外から歩きながら間取りの想像をするわけです。
水回りの位置が決まると残された部分は居室かLDKなわけでなんとなく間取りの想像がついてしまいます。それが二階建てであれば、水回りは縦位置を揃えて作るので、水系のなんかしらの設備が入っているということも推測できてしまいます。
暮らしっく不動産としての職業病
暮らしっく不動産特有の職業病としては、ブログの構成をいつも考えてしまうことです。
"もしこのできごとをブログに書くとしたら絶対にこの写真素材が必要だ。撮影しておかなきゃ"という思考回路ですね。
暮らしっく不動産のスタッフになってからというもの外付けHDの容量がどんどん膨れ上がっています。ネタと素材を考えるのもけっこう大変。
さいごに
職業が変われば特有の職業病が出てくると思います。
みなさんはどんな特殊スキルがありますでしょうか。
それでは。