結論:設備のトラブルは、まず説明書と契約書を確認し、設備のことは管理会社、自主管理なら大家さん、契約していれば24時間サポートに連絡します。
なぜ重要か:仲介会社に聞くと遠回りになりがちです。
次にすべきこと:
- 契約書で管理会社の連絡先を確かめる
- 24時間サポートの有無を確認する
住まいのトラブルが起きたときは、まず説明書と契約書を見て、連絡先を確かめましょう。設備の故障や使い方は、物件を管理している「管理会社」に聞くのが基本です。大家さんが自分で管理している物件なら大家さんに、24時間サポートに入っていればそちらに連絡します。部屋を紹介してくれた仲介会社は、設備のことまではわからないことが多いです。
部屋に住んでいると、電気がつかない、水が出ないなど、いろいろなトラブルが起きることがあります。特に入居したばかりのころは、郵便受けの開け方や設備の使い方など、わからないことも多いですよね。この記事では、こういうときにどこへ連絡すればよいかを、順番に紹介します。
連絡先の早見表
| こんなとき | まずの連絡先・確認先 |
|---|---|
| 設備の使い方がわからない、ちょっとした不具合 | 設備の説明書、契約書の案内 |
| 設備の故障、物件の不具合 | 管理会社 |
| 大家さんが自分で管理している物件 | 大家さん |
| 夜間・休日に困ったとき(加入している場合) | 24時間サポート |
| 契約の内容についての質問 | 仲介会社または管理会社 |
どこに連絡するかは物件や契約によって違います。入居したら、契約書で連絡先を確認しておくと安心です。
1. 説明書や契約書を見る

多くの物件では、エアコンや温水洗浄便座、コンロなどの設備の説明書が部屋に置いてあります。めんどうがらずに、まず説明書を見てみましょう。
たとえばエアコンが効かないときは、次のようなことを確かめます。
- フィルターの掃除をしているか
- リモコンの電池が切れていないか
自分で解決できれば、業者を呼ばなくてもすみます。問題が解決するまでの時間は、これが一番早いかもしれません。
また、契約書に「設備や困ったときの連絡先はこちら」と案内が書いてあることもあります。まずは情報を集めてみましょう。
説明書は、作業する前に読むのが大切です。ぼくは説明書を読むのは比較的苦にならないほうですが、めんどうがって読まずに作業すると、思わぬ失敗につながることがあります。
2. 管理会社に聞いてみる

不動産会社は、部屋を紹介する「仲介会社」と、物件を管理する「管理会社」に分かれます。どちらがどの会社かは、契約書を見るとちゃんと書いてあります。
仲介会社は、管理会社にお客さんを紹介する立場です。そのため、物件の細かい設備の仕様などはわかりません。管理会社であれば、その物件の大家さんや、建物を建てた会社の連絡先を知っていることもあるので、対応が比較的早いです。
ただし、大きな会社が管理会社の場合、土日が休みのこともあります。休みの日に困らないよう、営業日も確認しておきましょう。
管理会社に連絡するときに伝えること
連絡するときは、次のことをまとめておくと話が早く進みます。
- 物件名と部屋番号、契約者の名前
- どの設備で、いつから、どんな状態か
- 自分で試したこと(説明書を見た、電池を替えたなど)
- 連絡がつきやすい時間帯
状態がわかる写真を撮っておくと、説明しやすくなります。
自分で業者を呼ぶ前に
故障の原因や契約の内容によって、修理代を誰が負担するかが変わることがあります。自分で業者を呼んで直してしまうと、あとで費用の相談がしにくくなる場合もあるので、まずは管理会社に連絡するのがおすすめです。細かい取り扱いは物件や管理会社によって違うので、確認してください。
3. 大家さんに聞いてみる

物件によっては、大家さんが自分で管理している(自主管理の)物件もあります。その場合は、大家さんに連絡してみましょう。
大家さんもふつうの人なので、連絡できる時間が限られるかもしれません。急ぎでないことは、日中の時間帯に連絡するなど、気づかいがあるとやりとりもスムーズです。
4. 24時間サポートに連絡してみる

24時間サポートのサービスに入っていたら、連絡してみましょう。物件によっては加入が必須のところもあります。必須でない場合は、初期費用をおさえるために入らない人もいますね。
困ったときには本当に助かるサービスです。2年間の費用をどうとらえるかが、入るかどうかを決めるポイントです。
24時間サポートでも無料とは限らない
24時間サポートに入っているから、すべて無料で直してもらえるわけではない、という点に注意してください。多くの場合、無料なのは出張料で、作業料や部品代は実費ということが多いです。どこまで無料かは、サービスの内容を確かめておきましょう。
また、電話がつながりにくいこともあります。そのときは、根気よく電話するしかありません。
水まわりのトラブルなどは、入居時に入る保険で補償される場合もあります。保険の中身は「賃貸の保険は入らないといけない?」で紹介しています。
仲介会社に連絡するのは遠回りになりやすい
部屋を仲介してくれた不動産屋さんに連絡する方法もあります。ただ、仲介会社がわかるのは契約の内容くらいです。設備のことは結局、管理会社に聞くことになるので、遠回りになってしまいます。
連絡先の情報は、契約のときに受け取る書類にも書かれています。契約前の説明でどんな書類を受け取るかは「賃貸の重要事項説明書をわかりやすく解説」も参考にしてください。
話がまとまらないときの相談先
管理会社や大家さんと話し合っても解決しないときは、お住まいの自治体の消費生活センターなど、公的な相談窓口に相談する方法もあります。窓口の名前や受付時間は自治体によって違うので、自治体のホームページなどで確かめてください。
トラブルで困ったときの相談のしかたは、賃貸トラブルで困ったら、すぐ相談しよう!でも紹介しています。
さいごに
住まいのトラブルが起きたら、まずは契約内容と説明書を確かめましょう。そのうえで、24時間サポートに電話するのが先か、管理会社に連絡するべきかを決めます。
入居したらすぐに、管理会社の連絡先と営業日、24時間サポートの有無を確認しておくと、いざというときにあわてずにすみます。退去のときの費用が気になる人は「退去費用」の記事もあわせてどうぞ。
