賃貸に消費税ってかかるの?
以外に疑問に思っている人多いようです。
今日は家賃と消費税について書いていきたいと思います。
家賃は消費税かかりません
家賃に消費税はかかりません。(2016年8月4日現在)
ただ居住用物件、いわゆる住む家の場合です。
事務所、店舗の場合は、事業用物件と区別されるので消費税がかかります。
(オーナーによっては消費税が掛からないケースもあります。少しややこしいのでこれは別で説明します)
国税庁の解説は以下の通り。
土地の譲渡や貸付けは、消費税の課税の対象とならないこととされています(非課税取引)。この土地には、土地の上に存する権利も含まれます。
土地の上に存する権利とは、地上権、土地の賃借権、地役権、永小作権などの土地の使用収益に関する権利をいいます。
したがって、土地や土地の上に存する権利を貸し付けた場合の地代、権利金、更新料又は名義書換料なども非課税となります。
しかし、事務所などの建物を貸し付ける場合の家賃は課税の対象となります。この場合、家賃を土地部分と建物部分とに区分している場合でも、その総額が建物の貸付けの対価として取り扱われます。
なお、住宅用としての建物の貸付けは、貸付期間が1か月に満たない場合などを除き非課税となります。出典 国税庁 タックスアンサー 「No.6225 地代、家賃や権利金、敷金など」より
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6225.htm
賃貸といっても、一般に知られてい部屋の貸し借りではなく、いろいろな権利があります。
そのことも書いてあるので、難しい印象もありますが、簡単に説明すると。
- 住居は消費税なし
- 事務所などは消費税あり
ということが書いてあります。
さいごに
消費税10%は平成31年10月まで延期となりました。
いろいろな意見がありますが、絶対的に足りていない国の財源。 そのうち家賃にも税金がかかってくるようなことがあるかもしれません。
今後どうなっていくのでしょうか。
今日はこのあたりで。