こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。

最近「なかなか部屋が埋まらないんだけど」という相談が増えてきました。
税理士さんなどからも紹介があり、「以前から頼んでいる老舗の不動産会社では難しいと思う。何とかならないか」など、苦しんでいる大家さんが多いようです。

Googleで検索しても空室対策などいろいろ考えている大家さんが結構いることが伺えます。

まずは状況把握。 空室率を調べましょう

まずは空室率を調べてましょう。

「どうにかしても部屋を埋めないと!」と焦って、いろいろな不動産会社に相談しにいく大家さんが多いようですが、まずは分析をして状況を把握しましょう。

空室率、空き家の割合です。
10部屋あるアパートで1部屋が空いていた場合、そのアパートの空室率は10%となります。

今は不動産募集のデータなどがインターネット上に残るようになっているので、そこから空室率の状況が分析できます。
インターネット環境があれば、かなり精度の高いデータを無料で見ることができます。

毎月レポートを出す 株式会社タスとは?



株式会社タス。
トヨタ自動車、豊田通商株式会社、朝日航洋株式会社、株式会社三友システムアプレザイルが出資した会社です。

不動産サイトの代表でもあるアットホームから情報提供を受け、データが偏らないよう公平に分析して毎月レポートを出しています。

不動産のデータって見方によっては、都合の良いように偏ってしまうもの。
出資した会社からもわかるように、ここのデータは信頼性が高いデータだと思います。

賃貸市場の分析レポートが無料

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http://www.tas-japan.com/report/

2015年8月頃から空室率が悪化しています

(分析:株式会社タス )

その株式会社タスが提供するレポートからのグラフです。
2015年の8月頃からか空室率が悪化しています。 これご存知の方、どれくらいいらっしゃいますでしょうか。

賃貸市場が変わってきています。

さいごに

「いやいや地元の不動産屋の方が、地域を分かっているし」という人もいると思います。
しかしその地元の不動産屋さんのデータ、きちんと根拠のあるデータで信頼性はどうでしょうか?

地元の不動産屋が持っているデータもありますが、もっと大きな視野をもってこのようなレポートも見て賃貸事業計画を考えてみるのも良いかと思います。

今日はこのあたりで。