2016/10/06

解体工事をする場合にはアスベスト調査が必要です

建物
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

どんなに新築物件でも時が経てばいつかは解体される時がきます。
今日は内見に行っている最中に解体中の現場に出くわしました。

RC(鉄筋コンクリート)の解体現場です。
床の厚みをスラブ厚とか呼んだりするのですがスラブ厚はそこまで厚い建物ではなさそうですね。こうやって見てみると建物の構造がよくわかりますね。

解体する時には表示が必要

行政にもよるのですが、都内のほとんどの行政では解体する時に解体工事のお知らせを掲示する必要があります。
どのような構造でどのような広さで、どこの誰が解体するのかという表示です。
そして、近年(といっても10年以上たっていますが)ではこの掲示にはアスベスト含有の有無を表記しなければいけません。

アスベスト含有の有無の記載

アスベスト、皆さん聞いたことはあるかもしれません。
ひと昔前までは建材としてごくごく当たり前に使用されていたものです。
ですが近年では肺線維症、肺癌の他、稀な腫瘍である悪性中皮腫の原因物質として取り扱いが厳しくなっています。

アスベストは、耐熱性、絶縁性、保温性に優れ、断熱材、絶縁材、ブレーキライニング材などに古くから用いられ、「奇跡の鉱物」と重宝されてきた。しかし、高濃度長期間暴露による健康被害リスクが明らかになったことで、アスベスト含有製品の生産や建設作業(アスベストの吹きつけ)に携わっていた従事作業者の健康被害が問題となり、「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。

出典:wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E5%95%8F%E9%A1%8C

アスベストの取り扱いに関しては含有量の違いによってその解体処理方法が異なります。
ちなみに解体した物質の保管方法もきちんとした決まりがあります。
危険な物質なのでこのようにきちんとした調査と記載が必要なのです。

解体費用も異なります

アスベストの含有量によっては周りに飛散しないように建物自体を包んだり、作業員も防護マスクやゴーグルをつけて作業をする必要があります。
解体屋さんもピンからキリまでありますが、格安の解体屋さんに頼むと、このあたりの処理が適当なこともあり、経費削減で防護服を着用していなかったり、きちんと養生をしなかったりするので要注意です。
建物の構造や規模にもよりますがアスベスト含有の有無によって解体費用が数百万円変わってくることもあるので建て替えを考えている人はこのあたりの費用をきちんと見積もるようにしましょう。

さいごに

真夏の解体工事の現場で作業したことがあるのですが、真夏の解体工事ほんとうにきついんです。日当は比較的いいほうなのですが、それなりの作業内容。
重機の音、砂埃、重たいコンクリートのガラetc
重機でバンバン壊せればいいのですが、都内の現場の場合、重機が入らないことも多く手作業で壊していく部分もあります。

解体工事も一苦労です。それでは。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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