こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日は不動産屋をやっている以上はかかせない第二回の法定研修に行ってきました。
第二回法定研修
暮らしっく不動産は新宿区にある会社なので新宿支部の研修会に参加です。
不動産屋は定期的に開かれるこの法定研修に一定時間参加することが決められています。
場所は新宿区内藤町にある四谷区民ホール。
今回も沢山の不動産屋さんが出席していました。
スーツをバシッと決め込んだ営業マンっぽい人や、ゆるゆるの服装の昔ながらの町の不動産屋さんとか色々な雰囲気の人が来ておりました。
なんとなく業種で持っている雰囲気ってありますよね。
講習会の内容を記した研修資料(主にパワーポイントの資料を製本したもの)や研修済証のステッカー、粗品、提携業者のパンフレットなど色々と入っていました。
今回の粗品は防災セット。
中には寝ているおじさんとかもいるのですが、真面目にきちんと聞いてきました。
個人的に今回の目玉は"インターネット広告掲載上の留意点"という内容。
以前に暮らしっく不動産ではおとり物件について記事をいくつか書いていますが、どういうものが違反で、どういう処罰がくだるのかという内容のおさらいでした。
紙媒体やインターネット広告の違反事例もいくつか紹介されましたが、まぁよくぞそこまで悪知恵が働くもんだ。。。と思うものもありました。
その知恵をポジティブな方向に使えばいいのに。。。と。
登壇者の方が30年ほど前の悪質な不動産広告の例のお話もされていました。
再建築不可能な物件の売買の広告だったらしいのですが。。。
これは会場で見たものを再現したものなのですが。。。
図面と値段と小さい子のイラストが書いてありました。
で、小さい子のイラストの頭の上のほうにお花のイラストがあります。
その中にすごーく小さな文字で
"再建築不可"
と書いてあったそうです。考えようによってはネガティブな情報なので小さく書いていたということです。見落とすこと前提ですね。
特定事項の明示義務というものがあります。
特定事項は、「見やすい場所に、見やすい大きさ(原則として7ポイント以上の大きさの文字)、見やすい色彩の文字により、分かりやすい表現で明りょうに表示」しなければいけません。
(表示規約第13条、同施工規則第8条)
というわけで、さきほどのお花の中にコショコショと書くのは違反です。
いやー、その悪知恵に脱帽です。
さいごに
とこのような事例も踏まえながら、不動産屋が気をつけるべき内容の講習を行うのが法定研修です。
行ってよかった!