こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

内見で様々な物件に行くのですが、ごく普通の物件から個性派物件まで様々です。
デザイナーズ要素の強いものから、さしさわりのないものまで色々な形態があるのですが、ちょっとだけ個性を出している物件というのもあります。

アクセントクロス

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これはとある物件の居室部分の壁紙(クロス)です。
居室の一面だけ木目調の壁紙が貼ってありました。
北欧チックなイメージになりますが、床の色と合っていなかったのがちょっと残念。
なんでこの柄にしたんだろう?と考えてみたのですが、ここのキッチンパネルが木目調でした。おそらくそこに合わせてきたものと想像できます。

おそらく管理会社やオーナーさんが"少しでもおしゃれに"ということでこの柄にしたのでしょうが、木の種類を知っている人からすると、えっ?となってしまいます。
ですが、この心意気はいいですね。

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過去に暮らしっく不動産で取り扱っていた物件もアクセントクロスを使用していました。好みは分かれますね。

シンプルor凝ったもの

賃貸を探している人にとって、どこもかしこも似たような物件が多い!とお思いの方も多いと思います。なぜそうなのか?
"多くの人に気に入ってもらえるような物件にしたいから"というのが本音のところです。
100人のお客さんがいて80人のお客さんが、"イイね!"と言ってくれる物件にしたほうが入居してくれる確率は高まります。

100人のお客さんがいて3人のお客さんに"ちょーイイね!"と言われる物件を作ったとしても、その3人に巡り合う確率は低いですよね。→商売としては成り立ちづらいかも。

車やギターなどでも同じことが言えます。
改造しまくったモノというのは非常に売れづらく値段もつきづらいものです。
以前、それなりに改造したギターを売りに行った時のこと、それなりにお金もかかっていたのですが店員さんが一言。
「それって、あなたがいいと思った仕様ですよね。売れるのは(需要のあるものは)ノーマルな仕様なんですよ。」

なんだか目からウロコでした。その後はどれだけ改造してもノーマル仕様に戻してから売りにいったのですが、万人受けするものが商売としては成り立つということの実例のような気もしています。

アクセントクロスはいいところをついています

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そういう意味ではアクセントクロスというものはギリギリで個性を出してきているといえます。
服でいうところのワンポイントマークといった感じでしょうか。
現代ではプリント技術もかなり高いものがあり立体的な模様の壁紙やコンクリート打ちぱっなし風の壁紙というのも存在します。
個性的な紋様は自分の家を買った時というのがいいかもしれませんね。