2016/11/18

大型マンションの免震装置

建物
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

大型マンションなどの広告でよくある言葉"免震ゴム採用。大型地震に備えた安心の仕様"なんて言葉がありますね。過去に携わった仕事のデータを整理していたらとあるマンションの免震ゴムの画像が出てきました。普通の人は免震装置は見たことないと思いますので紹介しておきます。

地下に存在する免震装置

免震装置はマンションの地下にあります。
柱の下にゴムを置いて、大地震が来た時にゴム面で衝撃を吸収する構造です。

地下ピットですから、電気諸々の配線がたくさんあります。
そして通常は人が入るところではないので天井高はものすごく低いです。

はい。あらわれました。免震装置(免震ゴム)
養生であるベニヤ板で覆われていますが、これを剥がすと免震ゴムが入っています。

地面と建物の中間にゴムを挟み込んでいるので衝撃を吸収するという発想です。
免震型大型マンションの地下にはたくさんのゴムが眠っています。

デメリットは?

免震構造全般に言えることですが、揺らすことにより衝撃を逃す構造なので、上層階は揺れるということでしょうか。
上層階にいる時に震度4程度の地震を経験したことがありますが、なんだか船に乗っているような気分。大型の船がゆらゆらしているような気分でした。(すぐにおさまりましたが。)

wikipediaにも記述がありましたが下記のようなデメリットがあげられています。

  • 地中と杭で繋がっていないので、一般の建物よりも不安定。
  • 横揺れには効果があるが、縦揺れには効果がない場合が多い。
  • 強風時での地震では大きな揺れになることがあり、高層ビルなどは倒壊の恐れが指摘されている。
  • 長周期地震動の場合、共振を引き起こして揺れが増幅し、被害がひどくなる場合がある。
  • 高価である。

出典:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%8D%E9%9C%87

建築費が高いので当然それは賃貸費用であったり売買の費用に反映されてきます。
安心と安全はお金で買う時代ですね。

もっと詳しい情報は?

一般社団法人日本免震構造協会という団体のホームページがあります。

一般社団法人日本免震構造協会
http://www.jssi.or.jp/index.html

マンションに限らず戸建住宅に対応の免震方法もあります。
戸建の場合は建物が揺れた時のスペースがいるため隣家との距離がある程度ないといけないので都心部だと難しかったりするのですが、地震の多い日本では注目度の高い構造といえます。

さいごに

予想外の地震に対してどのような方法で乗り切るのかというのは色々な考えがあるのでどれが正しくて効果があるというものでもありません。
一般的には地震に対する方法として免震、耐震、制振とありますが、それぞれにメリットデメリットあるので気になる人は是非、調べてみてください。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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