こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
飲み屋さんに行くのが大好きなぼくですが、そこで出会った友人達は大切な財産です。
そんな大切な友達がライフスタイルを変えるということで大阪に引っ越しということで見送りに行ってきました。
池袋バスターミナル
最後の場所は池袋のバスターミナル。
彼との出会いは入り浸っていた飲み屋その2である。
彼が偶然に立ち寄った飲み屋さんで初めてできた友達がぼくだったのでした。
音楽が好きで漫画が好きで、人の心に土足で入ってこない温度感が非常に心地よく仲良くなったのでした。
最初に友達なったのがぼくならば、最後に見送るのはぼくかなと、深夜のバスターミナルへ。
観光名所としてはバスタ新宿が有名ですが、こちらは古き時代の名残を残す池袋のバスターミナル。23:00頃のバスターミナルには寂しさが漂います。
駅からのアクセスもそんなによくない。
深夜に出発して朝方に関西へ。
宿代がいらないと考えれば安いホテルにもなります。
通常5,000円程度が東京ー関西のバス相場ですが、webで予約すると2,000円台の便もあるようです。
出張帰りの人、機材を持ったバンドマン、日雇い労働者っぽい人、いろいろな人がいます。
夢を持って乗車する人もいれば、夢破れて乗車する人、新たなライフスタイルを求めて乗り込む人と様々。夢と現実が錯綜するのがバスターミナルです。
新幹線に乗れば2時間30分もあれば目的地に行けてしまいますが、格安ならではの風情(不便ならではの風情)があるのもまたいいもんですね。
ギリギリまで友人達と飲んでいた彼は出発直前にたどりつき、なんとか乗車したものの、最後に話せた時間は10秒ほど。いつもになくクールな彼を見ていたら、なんだかお互い泣かないようにしたとも言えます。
寂しいモードにかられたぼくに、とある友人が言った言葉が素敵でした。
"目的地に会いに行けるひとがいるなら大丈夫です。大阪に行くときはきっとさみしくないですよ"
精神的にきつかった時に横でうなずいてくれていた彼にそのうち会いに行こうと思いました。しかしながら出会って5年。あっというまでした。
この一連の流れを聞いた門伝氏の一言
門伝氏:「まぁねー、永遠なんてものはないからねー」
風情がないっす(笑)