こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

iemoにブログの写真を勝手に使われていた件の記事に関してTBSのNEWS23という番組より取材がありました。

急遽決まった取材ということもあり、自分たちの中でのいわゆる"リハーサル"的なシミュレートが不完全な状態での取材でしたが、無事に撮り終え、無事に放送されていました。
暮らしっく不動産では過去に何度かテレビの取材には対応していますが、"放送までどんな映像になっているかわからない。"ということがほとんど。
O.A.を見るまではけっこうドキドキであったりします。

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ほとんどの場合、代表の門伝がコメントをするので横で見ているだけのぼくとしては比較的、気も楽なのですが、映像に写り込んでいたりする時もあるので、それなりに気を使います。(昨晩はぼくも後ろのほうで写り込んでいました。)

プロのお仕事

僕らはテレビ慣れしていない素人です。
どれだけ不動産のことはお客さんの前で話せても、テレビの前で話すのが上手なプロではありません。

普段テレビで目にしているコメンテーターやタレントさんのように上手に話せるわけでもなく、うまく話そうとすればするほど日本語の主語と述語がバラバラになってしまったり、言葉を考えている時に出てくる"えぇーと、うーんと、あのー"という謎の音が入っているものです。

なるべく緊張しないようにコメントを引き出そうとするインタビュアーさんの手腕や、放送した時にどのような素材があればいいのかを即座に計算し色々なアングルで素材を撮るカメラマンさんの技術力にはどこの局でもプロの仕事だなぁと関心してしまいます。

知っている人間、プロ、専門家だからなせる仕事ですね。
素人が作ったらそれっぽくはできても、そのものにはなりませんね。

素材をそろえる手間

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今回のDeNA関係のサイトの騒動ですが、最初の問題はWELQという医療系のサイトの内容に問題があるというものでした。その記事を執筆している人は特に専門家というわけでもなかったようです。

今回の騒動の詳細はまだまだ謎な部分も多いようで、ぼくが解説するわけにもいかないので、ネットで調べてもらうとわかるのですが、簡単に言うと専門家でない人間が生命に関わる記事を書いているのはどうなんだ?
というところが最初の問題点として世の中で騒がれ始めました。

DeNAが似たような手法で記事を量産していた同じくiemoというインテリアや住まいに関するサイトも、おそらく専門家でない人間が書いているだろうなと思い、調べてみました。
その結果、暮らしっく不動産の写真が本来の意図と異なるイメージで無断で使われていました。

「あっ、自宅のトイレ」
「あっ、自宅のコンセント」
「あっ、あのマンション」

自分で発信する分に関してはいいのですが、他人に自分の家のトイレの写真を公開されて気分のいいものではありません。しかも意味合いが違う形で使用されているという。。。

素材を集めるには時間がかかる

写真素材を撮影するにはそれなりの時間と手間がかかっています。
料理系の記事であれば一人で撮影しながら調理をしているわけで、二つのことを同時に作業するのが苦手なぼくとしてはけっこう大変。
遊びに行った時もブログで使えそうな被写体があれば、一応撮影しておきます。
どこに行っても写真素材のことが頭から離れません。

ブログを構成するうえでの重要なパーツである"写真素材"。
この写真素材というパーツを自分たちで製作せずによそから無断で転用し使用していたというのが今回、ぼくらが問題視した点になります。

人の褌(ふんどし)で相撲を取る

ブログを作るということが全体の目標であるならば、写真素材を取得、加工するというのは1工程にすぎません。
その1工程をよそからコピー&ペーストで取得できたら、さぞかしお金も時間も最小限にすることができると思われます。

人の褌で相撲を取る

ことわざでこんな言葉があります。
意味合いとしては"他人のものを利用して自らの利益にすること"なのですが、
今回の件に関してはこの言葉がぴったりですね。

さいごに

自分が作ったものを他人に無断で異なった形で使用され利益をあげられるというところなのですが、相手も作り手なら尚更、作り手の気持ちや労力を考えて欲しかったなぁと思います。




せめて一言声かけてくれるとか、意図を変えずに使ってくれていたなら百歩譲って良かったのですが。。。
今後の流れに注目です。