2016/12/16

メゾネットとロフトの違い

建物
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

若い2人暮らしの層から比較的支持されている間取りの中に"メゾネット"タイプの間取りがあります。比較的、近年に設計された2人暮らし用の物件で"メゾネット"タイプの間取りをよく見るのですが、"メゾネット"とはどんな間取りがご存知でしょうか?

メゾネット

メゾネットとはどんな間取りなのだ?
ということでwikipediaで調べて見ました。

メゾネット(フランス語: maisonnette)、または複層住戸とは、1住戸が2層以上で構成される集合住宅である。

1つの住宅の内部に内階段が設置され、2層(以上)を立体的に使用することで、一戸建のように利用することができる。1層の住戸であるフラット (flat) に対する用語。

出典:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BE%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

文字で見てもよくイメージがわかないですね。
文字からわかったのはフランス語であるということでしょうか。
よくわからないので図面で表してみます。

図面で見るとよくわかるのですが、家の中に階段があります。
その号室だけ見れば、まるで戸建のようですね。
戸建との違いは壁の向こうには別の人の部屋がある集合住宅であるということです。

メゾネットのメリットとデメリット

メゾネットのメリットとデメリットを考えてみます。

メリット

  • 階下の部屋も自分の持ち物なので階下に気を使わなくていい。
  • 上階の部屋に居室空間がある場合、採光や風通しという点で有利なことが多い。
  • 賃貸ではあるが戸建に住んでいるかのような感覚になる。
  • 寝るスペース、くつろぐスペースと居住空間を分けやすい。

デメリット

  • 上階にキッチンがある場合など買い物したモノを持って階段を登らないといけない。
  • 掃除が面倒。
  • 階段の面積も使用部分面積に含まれるので狭小地の場合、面積がもったいない。
  • 階段の分の開口があるので冷暖房の効率は平屋と比べると劣る。



ロフトとの違いについて

なんだ。家の中に階段があるのか。
それってロフトと変わらないのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。
ロフトの定義を見てみます。

ロフトの定義

面積:居室部分の面積の1/2未満にしなければならない。
高さ:最大で1.4mまで。
その他:(以下下記に記すサイトより引用)

原則、小屋裏物置等の外壁の開口部の設置は認めない。但し、換気を行う目的で開口部を設ける場合、開口部の大きさの合計は小屋裏物置等の部分の水平投影面積の1/20かつ0.45m2以下であること。

  • 小屋裏物置等の内部に、収納は造作しないこと。
  • 小屋裏物置等の内部に、電話、テレビやインターネット等のジャックの設置はしないこと。
  • 小屋裏物置等の床の仕上げは、畳、絨毯、タイルカーペット等にはしないこと。
  • 小屋裏物置等にはエアコン等の空調設備は設置しないこと。
  • 上記以外にも居室等に使用される可能性がある仕様にはしないこと。
  • 共同住宅・長屋等は、各住戸ごとに上記各号の規定を満たすこと。
  • 確認申請等の図面には、「物置であり居室には使用しない」と記載すること。

引用:建築基準法の一部を改正する法律の施行について(H.12 住指発第 682 号)
建築確認のための基準総則・集団規定の適用事例
http://www.bungo.or.jp/t-shikai/linksigoto/koyauramonoirekitei20120701.pdf

あくまでも収納という定義づけであり居室ではないので、エアコンがあったり大きな窓があったり、ましてやテレビ線などといったものをつけていると建築確認申請が下りないというのが原則です。
ですが、建築確認申請が下りたあとにリフォームでテレビ線やコンセントを付けてしまう物件が多いのも事実です。

ロフトはあくまでも小屋裏収納というポジションなのですが、メゾネットは居室として使用されることが前提となっていると言えます。
そしてロフトは居室ではないので面積に参入されませんが、メゾネットの場合は居室なので面積に参入されます。

物件数はあまり多くない

メゾネットタイプのお部屋はどれほどあるのでしょうか。
不動産業者用検索サイト"レインズ"を使って調べてみました。

物件数

この記事を書いている2016/12/16現在で新宿区にあるメゾネットタイプの物数を業者用のシステムであるレインズで調べてみました。

62件

新宿区全域で62件ですから数としては多くありません。

ちなみに世田谷区だとどうなるのかなと調べてみたところ226件。
新宿と3.6倍もの差がつきました。
高層マンションの立ち並ぶエリアよりも比較的住宅街が多い街のほうがメゾネットタイプの物件は多そうですね。

さいごに

非常に開放的で広々と感じることのできるメゾネットタイプのお部屋ですが、1F部分は階段下が使えたとしても2F部分は階段の部分のデッドスペースができてしまい、数字的な面積よりも実質の面積で考えると案外狭い場合もあります。
どのような配置にしてどのように住むのかをイメージできれば非常に住みやすいと考えられますので、気になる人は探してみてはいかがでしょうか。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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