2017/03/05

逃した物件ほどよく見える? 

部屋探し
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

2月・3月は不動産の繁忙期シーズン。

お問い合わせ、内見と連日対応させていただいております。

今日のテーマは
"逃した物件ほどよく見える?"です。


お客様とお話をしていると"ネットで見つけたんですがこの物件ありますか?"という問い合わせをうけることがあります。
その物件が"おとり物件"でない場合という前提がありますが、実際に募集されていたとします。
穴があくほど見て狙っていた物件。いざ不動産屋に行って問い合わせてみると"申し込みが1件入っています。""現在居住中です"となることもしばしば起きるのがこの時期です。

〜募集は退去の意思が出た時点から〜

業者用のネットワークや一般の方がご覧いただけるインターネット不動産サイトにどのタイミングで募集が出るのかというのを疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
入居者の退去が済んで部屋のクリーニングが完了してから募集が出るわけではありません。
一般的に前入居者が解約通知書を出した時点から数日以内に募集が始まることが多いです。
その多くの物件が"◯月/下旬退去予定"となっていたりするわけですが、たまに当初の予定よりも遅くずれこむ入居者さんもいらっしゃいます。
そういう物件は内見をすることができません。(もちろん一部物件では内見せずに契約できる物件もあるので決めてしまう人もいます。)
"やっぱりいい物件は人が住んでいるのよねぇ"
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、本当にいい物件なのでしょうか。

〜申し込みが入っている物件がいい物件とはかぎらない〜

2月,3月は一般の方がご覧いただけるsuumoやathomeで表示が残っていても"申し込みが1件入っています。"となることも多いです。
業者用のデータベース・ネットワークである"レインズ"や"at home"ですらリアルタイムに情報が更新されるわけではありません。
申し込みが入ったらすぐに業者用から物件情報を下げるということはないようで、多くの場合、申し込みをした人が審査に通ったら下げるというのが多いように感じます。
この下げるタイミングは業者が任意のタイミングで下げるので内見をする直前まで"在庫があるかどうかわからない。"、
"何日も前から物件に対する内見の予約ができない"という現象が発生します。


"申し込みが先に入っているのかぁ。先に取られたこともあってすごくいい物件に見える。いい物件はすぐに埋まるのね"


と先ほどと同じくよくこの言葉を耳にするのですが、本当にいい物件なのでしょうか。

〜家に求める条件は人それぞれ〜

この一年間でたくさんのお客様とお話しをさせていただきましたが、条件として求めるものは様々です。

  • 宅配BOXがどうしても必須な人
  • バス・トイレ一緒でも気にならない人
  • 賃料が安くなるんだったら1Fでもいい人
  • 設備が整っていることが必須な人
  • 駅までの徒歩分数が5分以内が必須な人
  • オートロックがどうしても必須な人
  • ペット可が必須な人
  • etc


お客様の年代、性別、収入状況、家庭環境により求めるものには差があります。
人口が減りはじめ空室が増えてきているこの時代において、
"たまたまその人の条件にあった物件が埋まっただけ"というのがたくさんの部屋を見てきて思うことです。
同じ設備条件、同じ予算、同じエリアであれば大体部屋のクオリティは似通っているというのが現実です。
もちろん不動産屋が出す図面のうまさや写真の撮り方によっても印象は異なりますが、内見というステータスにおいて物件を比較すると"予算、エリア、設備や築年数の条件"
同じであれば物件は似通っていることが多いと感じます。
逆に言えば、"予算、エリア、設備や築年数の条件"が同じで気に入った物件が見つからない場合は世の中の相場とずれているということになります。
"予算、エリア、設備や築年数"を見直す必要があるということです。

"いい物件"の定義は人によって異なります

  1. 都心部までのアクセスは良いが、設備や築年数や広さに難があるもの。
  2. 都心部までのアクセスはあまりよくないが設備や築年数や広さは良きもの。

予算が決まっている場合、この2軸で自分自身の思考がどちらよりなのかを自分の中でしっかりと持つことが大切になります。
ここにブレが生じていると"いい部屋が出てきたら引っ越したい"というループや"待っていればそのうちいいところが出てきていつか引っ越せる"
という思考に陥ってしまうことになります。

その賃貸物件に一生住むのでしょうか?


結婚や上京などが理由で引っ越してくる方も多いのですが、そんな方々が陥りやすいのが"ほんとにこの物件に決めていいのだろうか"
と疑心暗鬼になってしまい決めきれずにタイミングを逃してしまうことです。
賃貸の最大のメリットは住み替えがきくというところにあります。
その時のその状況で一番優先度の高いものに合致した物件を選べばいいのです。
2年や4年経ったらきっとライフスタイルや状況も変わってきていると思います。
そうすればその時に必要な状況の家を選べばいいのです。
一生住むのが前提な売買物件であれば資産価値や想定されるリスクも考える必要がありますが、疑いすぎたり不安がすぎてしまうと好機も逃してしまいがちです。


最後にtwitterで偶然見つけて良かった言葉を書いておきます。

Everything you want is on the other side of fear.

(あなたが望むものはすべて、不安の向こう側にあります。)

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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