暮らしっく不動産 福岡オフィスの前川です。

ちょっと買い物があったので昼食ついでに会社を離れて天神方面へ。
平日なので、そんなに人出は多くないけれど、何となく若い人たちが目立つ天神駅周辺。


天神駅前の広場では、時々イベントが開催されていますが、山笠が終わったばかりで今は落ち着いています。
普段と同じように、サラリーマンやOLがお弁当食べていたり、友達同士やカップルがのんびりしているのどかな風景です。


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天神駅周辺には、大丸や三越などの百貨店、ショッピングビルが立ち並び、地下街や昔がてらの天神商店街もあります。

そのビル群のすぐ裏には公園があり喧噪の中、ひと時のくつろぎの場を提供しています。
その公園の隣には神社があります。その隣は大通りの国体道路。
この辺りの歩道が、人通りの多さに比べて狭いのは、この公園と神社の仕業なのですね。

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いつもは素通りする隣の警固神社にも、今日は時間があるし頭だけ下げに行こうと、参道を進むと左手に"足湯"の文字、"へー、こんなところに"

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説明書きによると循環している綺麗なお湯だそうです。
かけ流しじゃなくて循環ね。んー。


近くでも普段立ち寄らない処に、小さな発見あるものですね。
ちなみに、一応、無料ではありますが、お気持ちだけ賽銭箱に入れてください。

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博多山笠

7月といえば博多では山笠が有名です。
聞いたことはあるがよく知らないという方のためにwikipediaの解説を載せておきます。



博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは福岡県福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭である。櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつ。正式には櫛田神社祇園例大祭。博多どんたくとともに、博多を代表する祭りである。

出典:wikipedia 博多祇園山笠
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E7%A5%87%E5%9C%92%E5%B1%B1%E7%AC%A0

前述の写真とは別日の画像になりますが、博多山笠舁き手の皆さんが追い山(最終日)前日に警固神社で勝利祈願している風景をたまたま見ることができました。


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近寄りがたくて遠くから撮影

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神社に限らず、この時期はふんどし姿の男衆を街中で見かけます。

誤解の無いように補足しておきますと、山笠の奉納は櫛田神社です。
警固神社は博多区ではなく中央区なので、市役所への訪問か何かで立ち寄った舁き手衆だったのでしょう。


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©google

櫛田神社と警固神社の位置関係です。
那珂川を境に、中央区と博多区が分かれます。


祇園山笠は7月1日から15日までの2週間が1連の奉納行事です。
曜日は関係なく日にちが固定されています。
観光客に媚びてない地元のお祭り(奉納行事)です。
地元と言っても博多区内のものです。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%B8%82%E5%8
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(C)google

秀吉の時代の旧町割りを基に7つの流れ(チーム)に区分されています。
今の町割りで5町から10町で1つの流れになっています。

山には飾り山と舁き山の2つがあります。
飾り山は、その名の通り、観賞用の山笠で各地14カ所に設置されます。

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博多駅前の飾り山 大きいですね。

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近くで見ると飾りつけの細かさが分かります。
舁き山は、男衆に担がれ走る山笠となります。

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山笠のポスター

特に最終日の追い山と呼ばれる、山を引いて猛ダッシュしタイムを競うシーンが有名です。
今年はたまたまこの最終日が土曜日に当たったので、観光客も含め人手が多かったようです。

山のぼせと言われる、山笠のために生きているといっても過言無い、山笠をこよなく愛する人達が博多には存在します。

祇園山笠が終わると、梅雨が明け夏本番がやってくる、という時期です。
本来、山笠は無病息災・平穏安泰を祈願する行事です。
九州北部豪雨で被災された方々に対して祈願が届きますように。