2017/08/05

タイルやパネル  建物だってお化粧します

建物
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こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

下の写真はとある工事現場の写真です。

見ていただきたいのは赤丸で囲った部分。
建設中のマンションのエントランスの部分に建てられた壁に大きめのタイルが貼り途中です。
これらのタイルは構造上は無くてもいい部分な事がほとんどです。
これは見た目の要素が大きく、タイルを貼ることにより高級感を出しています。

少し暗めの写真でわかりづらいですが、これは道路側の建物の正面だけパネルを貼っているケース。

横から見てみると、このように側面にはタイルを貼っていません。
側面は吹付け塗装のみといったところ。

これはまた別のビルですが、こちらも側面は吹付け塗装。
普段、あまり気をつけて見ることがないですが、一番人の目につく部分にタイルや外装パネルを貼っている物件というのは比較的多いです。

タイルを貼るということはそれだけ部品の数も工程も多くなりますので、建築費が上昇しますが、高級感を出すことができるので多くの物件で取り入れられている手法です。

こちらは不規則なタイルに見えますが、タイルではなく凹凸のある外壁のパネルです。
外壁パネルそのものを立体的にすることにより高級感を出しています。
このようなケースはハウスメーカーがよく使う手法です。

こちらはレンガタイル風の外装パネル。
壁面を立体的に加工するとこのような高級感のある見栄えになります。
上からタイルを貼っているわけではないので、タイルを実際に貼るよりも安く建築費を抑えることができます。

化粧パネル・化粧材

建築の人たちはこのような構造などには関係ない、飾りの部分を"化粧パネル・化粧材"などと呼んだりします。
名前のまんまという印象ですが、建物に対するお化粧という認識です。
なので、この写真はお化粧中。盛り中といったところ。

そういう意味ではこういうコンクリートむき出しは人間でいうところの"すっぴん"というところでしょうか。

これは日光にある東照宮。
化粧という観点から見ると、これはすごいですね。
なんだかスキが全くない印象です。そしてだいぶ盛ったなぁという印象。この域まで行くとかっこいい!と思っています。

さいごに

外壁の種類や仕上げの方法も様々な方法があります。
銀座のあたりを歩くと、最先端のこだわりの外壁を見ることができることを先日発見しました。このように街を歩いた時に少しだけ気をつけて見てみると、その家のこだわりが見えてくる場合があります。


内見にかぎらず散歩した時にはこんな視点で建物を見てみるのも面白いですよ。
個人的には、設計者や建築主さんが、ここはお金をかけてこだわった部分なんだなぁとか、本当は側面にも貼りたかったんだろうけど、隣の家との距離が近すぎて貼れなかったんだろうなぁとか、その裏にある歴史も見えてくる場合があります。

人にも建物にも歴史ありです。

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著者
徳留康矩
徳留康矩

2015年秋より暮らしっく不動産のメンバーとして参加。 戸建住宅営業、IT屋、工事現場職人をしてきており異色の経歴の持ち主でもある。 そのかたわら、音楽制作も行っており2015年には自主制作アルバムを配信した。

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