こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
しばらくこちらのブログの更新が滞っておりました。
実はここ数日、とある物件の図面を作る作業をおこなっていたのです。
飲食店開業に伴う図面の作成
飲食店を開業するには様々な書類を各々の機関に提出する必要があります。
営業形態にもよりますが提出先としては下記のようなもの。
- 保健所
- 場合によっては警察署
- 場合によっては消防署
この中で、今回はとある計画で保健所と警察署に提出する図面の作成を行っていました。
建築事務所などであればCAD(キャド)と呼ばれる図面作成のソフトを使って図面を作成するのですが、暮らしっく不動産にCADソフトはありませんので手書きの図面を作成することになりました。
ここのポイントとしては
- 図面は設計士が書く必要はないということ。
- CADじゃなくて手書きでもOKというところ。
の2点です。確かによくよく考えてみれば、その図面を使って何かを建築するわけではないので、そこまでのクオリティが必要なわけではありません。かといって素人が作図するのは難しいので、こういう時の多くは行政書士さんにお願いすることが多いようです。
作図する時に使う道具
以前にもブログ記事にした事がありますが、不動産屋でもらえる図面は縮尺が正しくありません。
販売当時の図面をFAXなどでやりとりしているうちに縮尺がどんどんずれていったり、作図をした人が大体の位置と印象で作図をしていたりするからです。
今回は縮尺や寸法がおおいに関係する図面を作成しないといけませんので、作図用の道具を使います。
写真左から
- 普通の定規
- 三角スケール
- レーザー測距離計
- ボールペン
- メジャー
amazonなどでうっている建築用の間取り図用紙に三角スケールを使って線をひいてみました。
実際の寸法の1/50で作図するのと、1/100で作図するのとでは単純に倍違います。
普通の定規で5mmずれると、1/50では25cmずれる計算なのでけっこうシビアです。
作成している図面
直近では警察署に提出する図面を作成していたのですが、お店を出す区域で作成を求められた図面は下記の四点。
- 配置図
- 営業所求積図
- 客室求積図
- 照明・音響配置図
写真はイメージ図ではありますが、写真のような図面を4種類作っています。
現地に行って採寸を行い、図面に落とし込むという地味な作業ではありますが、なかなか歯ごたえのある作業です。
ちなみに不動産屋としての業務もあるわけですが、面積計算などをしている計算途中で電話が入ったりすると、電話が切れた時にはどこまでの計算をしていたか記憶が飛んでいることが多いです。
家で集中して作成するのが一番効率良かったりします。
完成までもう一息といったところ、無事に承認が降りるのを願うばかりです。