結論:東京の人はよく歩きます。車でドアからドアへ移動する地方とちがい、駅まで歩き、階段を上り下りして電車に乗るのが毎日の移動だからです。

なぜ重要か:上京してすぐは、この「歩く量」に疲れる人が多いです。

次にすべきこと:

  • 駅までの徒歩分数と坂を内見で歩いて確かめる
  • 通勤・通学の時間と乗り換えを先に調べる

こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

「東京の人はほんとによく歩くよね。しかも歩くのが速いよね」

地方から出てきた友人から、よく聞く言葉です。東京では、どこへ行くにも駅まで歩いて電車に乗るのがふつうです。車で家の前から目的地の前まで移動するのに慣れていると、この歩く量にびっくりします。

ぼくは人生の半分を九州で過ごしました。九州を離れて20年近くたちますが(2017年時点)、同じ日本でもこんなに文化が違うのかと、今でも思うことがよくあります。時代の差もあると思いますが、ぼくの記憶の中で感じていることを5つ書いてみます。最後に、これから上京する人に向けて、部屋選びで考えておきたいことも紹介します。

1. 東京はテレビのチャンネル数が多い

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今はBSやCSが広まっているので、テレビで不自由を感じたことがある人は少ないかもしれません。

ですが、20年前の九州のとある県では、NHKを含めて地上波は4チャンネルしかありませんでした。特別番組で流れる「一部地域を除きまして」の「一部地域」に入っていたのです。

  • 24時間テレビが24時間放送されない
  • アニメが東京より1か月遅れで放送される

地方に住んでいる方なら「あるある」と思っていただけるかもしれません。ぼくの場合、ドラゴンボールや幽遊白書は東京の1か月遅れで、平日の夕方に放送されていた記憶があります。

2. 東京の人はよく歩く

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地方には、電車やバスの本数があまり多くない地域があります。通勤・通学や帰宅の時間帯でも、電車やバスが数本しかないというエリアも、日本にはまだたくさんあります。

そういう地域では、どこへ行くにも車、または自転車やバイクで移動するのが基本です。だからこそ、東京ではどこへ行くにも電車で、しかも5分後に来た電車まで人でいっぱい、という状況に驚いたという友人がいます。

別の友人は、平日の昼間に初めて山手線に乗ったとき、「地元のお祭りみたいな人出だねえ」と言っていました。

東京の移動は「歩く」が基本

東京でA地点からB地点へ行くときの流れは、だいたい次のようになります。

  1. 家から駅まで歩く
  2. 階段を上り下りしてホームへ行く
  3. 電車に乗る
  4. 降りた駅で、また階段を上り下りして地上へ出る
  5. そこからまた歩いて、目的地のB地点へ行く

ふだん車や自転車でドアからドアへ移動している人にとって、この歩く移動はとても疲れるようです。「東京の人はよく歩く」と感じるのは、このためです。

3. 東京はお店が深夜まで開いている

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地方では、居酒屋でも22時には閉まるところが多いです。東京には、24時間営業のお店がいたるところにあります。

深夜でも遊べる場所がたくさんあるので、夜の過ごし方が変わる人もいます。「24時間のうちで受けられるサービスの選択肢が広い」と言えるかもしれません。

4. 東京はエンタメが集まっている

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地方に住んでいると、特に音楽が好きな人にとって、好きなアーティストのライブに行くのはかなりの一大イベントです。

海外のアーティストが来日しても、九州なら会場は福岡です。車で数時間かけて、ときには会社や学校を休んでライブを見に行く、という話もよく聞きます。しかも福岡まで来てくれるのは有名な大物が中心で、デビューしたてのこれから人気が出そうなアーティストは大阪までで終わり、ということもあります。

東京なら、電車で1時間ほどの範囲で、これから人気が出そうなアーティストを見に行けます。やっぱりエンタメは東京に集まるんですね。

5. 東京で食事をすると田舎のご飯が恋しくなる

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東京でも地元の料理を食べることはできます。ただ、とても高かったり、似ても似つかない味だったりすることも多いのが正直なところです。

やっぱり地元で食べるご飯はおいしいなあ、と思うことがよくあります。ちなみにぼくの友人は、水の味の違いにいちばん驚いたと言っていました。

上京する人が部屋選びで考えたいこと

「東京の人はよく歩く」ということは、部屋選びにもそのままつながります。地方の感覚のまま部屋を決めると、住んでから「思ったより疲れる」と感じることがあります。上京する前に、次の3つを考えておきましょう。

駅からの距離は「歩いて」確かめる

東京では、毎日駅まで歩くのが前提になります。物件の広告には「駅徒歩◯分」と書かれていますが、自分の歩く速さや信号の数によって、実際にかかる時間は変わります。

内見のときは、駅から物件まで実際に歩いてみるのがおすすめです。徒歩分数の計算のしかたは駅徒歩◯分の計算方法の記事で、自分の歩く速さの考え方は自分のスピードを把握する記事で説明しています。

坂や階段も見ておく

東京には坂の多い街もあります。地図では近く見えても、上り坂や階段が続くと、毎日の行き帰りがかなりの負担になります。

駅から物件までの道に坂があるか、駅の出口からホームまで階段が多いかも、内見のときに見ておきましょう。坂の上と下の違いは坂の上と下の物件探しの記事が参考になります。

通勤・通学の時間と乗り換えを先に調べる

東京では、通勤や通学の時間に電車がとても混みます。乗り換えの回数が多いと、そのたびに歩いたり階段を上り下りしたりすることになります。

部屋を探す前に、職場や学校までの時間と乗り換えを調べて、「片道何分までなら大丈夫か」を決めておくと、エリアをしぼりやすくなります。通勤時間の考え方は東京の通勤圏の記事にまとめています。

家族と一緒に部屋を探す場合や、初めての上京で流れを知りたい場合は初めての上京のポイントの記事もどうぞ。

さいごに

東京の人がよく歩くのは、電車と徒歩で移動するのが当たり前だからです。テレビ、深夜のお店、エンタメ、食事と、田舎とはいろいろな違いがあります。

田舎に住むのもよし、東京に住むのもよし。自分にとっての幸せは何かを考えてみるとよいかもしれません。そして東京で暮らすなら、毎日歩く道のりまで考えて部屋を選ぶと、上京してからの暮らしがぐっと楽になります。

それでは。