結論:ゴキブリ対策は「入れない」「寄せつけない」「湿気をためない」の3つです。筆者はこの工夫で、築20年の1階の部屋で2年半遭遇しませんでした(2017年当時)。
なぜ重要か:侵入口はドア・窓・エアコンのドレーンなど、毎日の習慣のすきまにあります。
次にすべきこと:
- ドアは四方を見てから短時間で開け閉めする
- 缶やペットボトルは洗ってから保管する
こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
虫が苦手な人が部屋で気をつけたいのは、まず虫を部屋に入れないこと、次に寄せつけないこと、そして湿気をためないことです。特別な道具よりも、ドアや窓の開け閉め、ゴミの扱い方といった毎日の習慣が大切だと感じています。
私は昔から虫が得意ではありません。大人になってからは、子どものころ以上に苦手になりました。そこで自宅では、虫を入れない・増やさない工夫をそれなりにしています。
専門家ではないので、はっきりした根拠があるわけではありません。それでも、この記事を書いた2017年当時、築20年の1階の部屋に住んで2年半、黒いあいつ(ゴキブリ)に一度も遭遇していませんでした。家でやっている工夫をまとめておきます。
まずは敵を知る

虫にもいろいろいますが、一人暮らしで強敵になるのはやはりゴキブリです。
初めて一人暮らしをしたのは2階の部屋でした。仕事から帰って電気をつけたら、スイッチの真横にいて思わず飛び上がったことを今でも覚えています。
写真はなかなかグロテスクなので載せませんが、生態はWikipediaなどいろいろなサイトで紹介されています。2017年当時に調べた、クロゴキブリについての一般的な情報は次のとおりです。
- 5〜7月に羽化する
- 5〜10月に産卵する
- 成虫は25℃で200日ほど生きる
- 雑食性
- 35℃以上の環境に置かれ続けると死ぬ確率が高い
- 不衛生で湿度の高い環境を好む
気温だけを見ると、人間が快適に過ごしている温度とほぼ同じところで暮らしているようです。たしかに真冬は見かけませんし、暑すぎる日も出会うことが少ない気がします。
部屋の気温を虫に合わせて変えるのは難しいので、上の情報が正しいとすれば、ポイントは不衛生で湿度の高い環境を作らないことです。
部屋に入れない工夫と習慣
ドアの開け閉めは四方を見てから、短い時間で

部屋の中で発生させないことも大切ですが、私はまず外から入れないことを考えました。
当時住んでいたのは1階の部屋です。まわりに湿った草地や日当たりの悪いところがあり、共用廊下でたまに遭遇することがありました。だからこそ、部屋の中には絶対に入れないと決めました。
帰宅したときや出かけるとき、多くの人はドアノブのまわりくらいしか見ていないと思います。

ドアの下のほう、ちゃんと見ていますか。

ドアの上のほう、ちゃんと見ていますか。

ドアの上やすき間を確認してから開け閉めしていますか。
友人の話や、虫に入られた状況を聞いたうえで、私が実際にやっている対策の1つ目がこれです。
- ドアを開ける前に、ドアのまわりを上下左右見る
- 開け閉めは、できるだけ短い時間ですませる
ゴキブリだけでなく、蛾や蚊も同じです。ドアを長く開けっぱなしにするのは、かなり危ないと考えています。
とくに写真のように共用廊下の天井に明かりがある建物では、夜になると虫が集まってきます。確かめもせずに勢いよく大きく開けるのは、虫を招き入れているようなものです。四方を見回してから、最短時間で開け閉めするのがポイントです。
ありがちなのが、宅配便を受け取るときにサインをしている間、ドアを開けっぱなしにしてしまうことです。私は面倒でも、ドアの外に出て受け取るようにしています。
窓を開けたらすぐ網戸を閉める

虫に困っている人の暮らし方で気になったことの2つ目は、意外と網戸を閉めていないことです。
「今日はいい風が吹いているなあ」と、網戸をしないまま窓を開けっぱなしにするのはかなり危険です。私はこれで、以前トカゲに入られたことがあります。
窓を開けたら、すぐに網戸を閉める癖をつけましょう。
次のような流れもよくあります。
- 夜遅くに帰宅して、洗濯物を干してから寝ようと思う
- 網戸を開けてベランダに出る
- まわりを見ていないので、明るい室内に虫が入ってくる
網戸を開けるときと閉めるときも、まわりを確かめるのを忘れないでください。
エアコンのドレーンホースにキャップをつける

エアコンの室外機のそばには、水が出てくる蛇腹のホース(ドレーンホース)があります。ここもゴキブリの入り口になります。
ある日、友人の家に遊びに行ったときのことです。その年いちばん最初の暑い日で、「クーラーでもつけようか」とスイッチを入れました。ルーバーが開いたその瞬間、ぽとっと何かが落ちてきました。
思わず悲鳴をあげました。なんと、ヤツはエアコンの中から出てきたのです。
あとでネットで調べると、ドレーンホースから入った可能性が高いとのことでした。ホームセンターや通販では、ホースの先につける防虫用のドレーンキャップが売られています。これをつけておけば、エアコンから入られる心配はかなり減らせると考えています。
賃貸の部屋のエアコンは、大家さんの設備であることが多いです。キャップをつけるだけなら大がかりな作業ではありませんが、気になる場合は管理会社に確認しておくと安心です。
寄せつけない工夫
エサになるものを部屋に置かない

これは以前コンビニでアルバイトをしていたときの経験です。お店でいちばんゴキブリに会う確率が高かったのは、空き缶やペットボトルを集めておくゴミ置き場でした。
先ほどの生態から考えると、不衛生でエサが多く、水分もある場所なので、ゴキブリにとっては絶好の場所です。
それ以来、捨てる缶はどんなに面倒でも洗ってから保管するようにしています。
- ビールの缶、缶詰、ペットボトルは洗ってから置いておく
- とくにお酒・油・砂糖を含むものは、部屋に置く時間をできるだけ短くする
- 魚の内臓などの生ゴミは袋に入れて冷凍し、ゴミ出しの日に冷凍庫から出して捨てる
くん煙タイプの殺虫剤と換気

部屋全体に薬剤を行きわたらせる、くん煙タイプの殺虫剤を定期的に使うのも効果的です。
引越しで使った段ボールの中に卵があることも多いそうです。持ちこんでしまったかもしれないときは、暖かくなってきた時期に薬剤でしっかり退治しておくのも大事です。準備は大変ですが、安心のための手間賃と思えば安いかもしれません。
使うときは、火災報知器(火災警報器)に必ずカバーをかけましょう。使い方は製品の説明書をよく読んでください。

シンクの下のように、暖かくて湿気の多い場所はゴキブリにとって快適な場所になりがちです。ときどき扉を開けて換気し、乾かすように心がけましょう。間違っても、ぬれたままのお皿をしまってはいけません。
部屋探しのときに見ておきたいこと
ここまでは住んでからの工夫ですが、虫が苦手な人は内見のときにも次のような点を見ておくと、住んでからの心配を減らせます。どれも私の経験からの目安で、虫が出るかどうかは建物や周りの環境によって違います。
- 建物のまわりに湿った草地や日当たりの悪い場所が多くないか
- 共用廊下の照明が玄関ドアのすぐ近くにないか(夜に虫が集まりやすい)
- 窓に網戸がついているか、破れていないか
- ゴミ置き場が清潔に保たれているか
- シンク下や水回りに湿気がこもっていないか
1階の部屋でも、ここまでの工夫で遭遇せずに暮らせていました。階数だけで決めつけず、まわりの環境と自分の習慣の両方で考えてみてください。
ほかの虫の困りごととして、ベランダなどに蜂の巣ができたときの対処は蜂の巣ができて困ったときの連絡先と対処の記事にまとめています。エアコンを使い始める前の手入れはエアコンのフィルター掃除のやり方も参考にしてください。一人暮らしで困りがちなことは一人暮らしあるあると乗り切る工夫でも紹介しています。
まとめ
- ドアの開け閉めは必要なときだけ、短い時間で
- ドアを開け閉めする前に、四方を確かめる
- 窓を開けたら、必ず網戸を閉める
- エアコンのドレーンホースには防虫キャップを
- 缶詰・缶・ペットボトルは洗ってから保管する
- 生ゴミを長く置かない(においを出さない)
- 暖かくなってきた時期に、くん煙タイプの殺虫剤を使う
- 換気をして、じめじめした場所を作らない
個人的には、このような対策をしています。虫が苦手な方の参考になればうれしいです。
