こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
1,2,3月ほどではありませんが、転職やライフスタイルの変化により引越しを考えていらっしゃる方が多い10月です。
さて、今日の話題は一人暮らしにおけるベッドの置き位置。
都内の物件は特にそうなのですが、一人暮らしの1Rや1Kにおいては比較的縦長の間取りが多い傾向にあります。
居室部分しかちゃんと書いていませんが、このように縦長の物件というのは非常に多いです。
これはその物件の土地の形や効率的に多くの世帯を作るための工夫でもあるのですが、その話はまたの機会に。
ベッドを置く位置
特に初めて一人暮らしをするという方に内見中にお話を聞いてみると、よく迷われるのがベッドを置く位置。
多くのお客さんは最初はこのような配置で考える方が多いようです。
部屋の形に合わせて縦長に置いて、バルコニーまでの出入りをできるようにしています。
ちなみにベッドのサイズは11002100で配置しています。(シングルベッドを想定しています。)
ベッドを中心とした時のこのレイアウトに
5001200のテレビ台
10001000の作業台を配置してみました。
無理やり入れ込んでみたのですが、この配置だとベッドを中心としたレイアウト。
TVを見るのもベッドから、なんとなく置いておきたいものを机の上となりがちです。
友人が来た時もベッドになんとなく座られてしまう可能性が高い配置ですね。
そんな時におすすめしたいのが次の配置です。
ベッドを窓際に持ってくるというレイアウトです。
こちらも同じように先程と同じく、TVボードと机を置いてみましょう。
ベッドを窓際に持ってきたことにより居室の中央部分に空間が生まれますのでTV台(ラックでもいいのですが)と机を気持ちよく置くことができました。
寝る空間と作業する空間を分けてみたという発想です。
最初の例で考えると、真ん中のスペースがなんとも中途半端になりがちです。
かといって何か置けるわけでもありません。
窓際の前にベッドを置いたらバルコニーに出られない?
と思いがちですが、バルコニーに出るタイミングって一日の中に何回あるかを考えてみると良いかもしれません。
- 洗濯物を干す時
- 外の状況を確認したい時
案外考えてみると一日の中でバルコニーに出る回数は少ないかもしれません。
洗濯物を干す時は一人暮らしであれば数日に一回かもしれませんし、ベッドを乗り越えてベランダに出るのも慣れてしまえばそんなに難しくありません。
ぼくにかぎっていえば、ベッドの高さが丁度いい高さなので踏み台にすることによってバルコニーの物干しに干しやすくなりました。
限られた空間でモノを配置するには自分がどのような生活スタイルで生活をするのかをまず考えてみましょう。
普通はこう置く。。。と考えるよりも、こっちのほうが使い勝手がいいよね。と考えていくことが大切です。