結論:新しい蛍光管に替えても点かないときは、照明器具の故障を疑う前にグロースターター(点灯管)を確認しましょう。
なぜ重要か:点灯管は長く使うと壊れる消耗品で、1つ数十円から数百円(当時)で交換できます。
次にすべきこと:
- 今ついている点灯管の型番を確かめる
- 同じ型番のものを買って替えてみる
こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
蛍光灯が点かなくなったとき、新しい蛍光管に替えても点かないなら、グロースターター(点灯管)を疑ってみてください。照明器具を買い替えたり修理を頼んだりする前に、点灯管を替えるだけで案外直ることがあります。
今回は、そんな設備のお話です。
まだ蛍光灯の照明器具がある物件も多い
最近は、蛍光灯の照明器具にかわってLED方式の照明器具が増えています。ですが、少し古い物件や、前の入居者が残していった照明器具(残置物)がある物件では、まだまだ蛍光灯の照明器具が多いのも事実です。

しばらく使っていると電気が点かなくなるのはよくあることです。ところが、新しい蛍光管に替えたのに点かない、ということがまれにあります。「照明器具の故障かな?」と思うかもしれませんが、もう一つ疑ってほしい部分があります。
グロースターター(点灯管)とは

蛍光灯タイプの照明器具の消耗品としてあげられるのが、グロースターター(点灯管)です。これも、長年使っていると壊れる部品の一つです。
点灯管のしくみ
点灯管は、スイッチを入れたときに蛍光灯の電極をあたためて、点灯するきっかけを作る部品です。点灯するまでの間、点灯管と蛍光灯は点滅をくり返します。
長年使っていると使用の限度をこえて、このきっかけが作れなくなります。すると、蛍光管が新しくても点かなくなるのです(しくみはウィキペディア「点灯管」を参考に要約しました)。
まだ新しい蛍光管なのに点かなくなったな、と思ったら、買い替えや修理の前に疑ってほしい部品の一つです。
点灯管の交換方法

交換する部品は、今ついているものと同じものを用意しましょう。写真の例でいうと、「FG-1E」というものが必要です。点灯管には型番が書いてあるので、外して確かめるか、写真を撮ってお店に持っていくと間違えにくくなります。

出典:ウィキペディア「点灯管」
蛍光灯の種類や口金の種類によって、使える点灯管の種類が決まっているので、間違えないようにしましょう。値段はそれほど高いものではなく、1つ数十円から数百円ほどです(この記事を書いた2017年10月時点)。
交換するときは、次の点に気をつけると安心です。
- スイッチを切ってから作業する
- 使っていた直後は熱くなっていることがあるので、冷めてからさわる
- 高いところの作業は、安定した台を使う
なお、照明器具によっては点灯管を使わないタイプもあります。点灯管が見当たらないときは、無理に器具を開けず、次の項目の順に考えてみてください。
電気が点かないときに確認する順番

蛍光灯タイプの電気が点かなくなったときは、次の順番で考えてみてください。
- 蛍光灯(蛍光管)
- グロースターター(点灯管)
- 照明器具
- 壁の内側の配線など
1と2は自分で交換しやすい部品です。3や4が原因かもしれないときは、自分で分解したりせず、相談するのが安全です。
賃貸の部屋なら、だれに相談する?
賃貸の部屋では、その照明器具が部屋の設備なのか、前の入居者の残置物なのかで、相談先や費用の考え方が変わることがあります。契約のときの書類で確認するか、わからなければ管理会社や大家さんに聞いてみましょう。
照明器具そのものや、壁の内側の配線が原因のときは、自分で直そうとせず、管理会社か大家さんに連絡してください。設備が壊れたときの連絡先や費用の考え方は、賃貸の設備が故障したらどこに連絡する?でくわしく説明しています。費用の扱いは物件や管理会社によって違うので確認してください。
照明器具がついていない部屋に引越すときは、天井の差し込み口の形も確かめておくと安心です。引越し前の採寸はどこを測る?で、差し込み口の写真も紹介しています。
さいごに
照明器具を買い替える前に、一度グロースターターを替えてみると、案外直る場合があります。万が一、蛍光灯が点かなくなったら試してみてください。
