こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

先日、とある管理物件のトイレの壁紙の塗装工事があり、珪藻土(けいそうど)入りのペンキを施工してきました。
材料が少し余っていたので事務所のトイレの壁紙にも珪藻土入りのペンキを塗ることにしました。

珪藻土とは

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参考:amazon

珪藻土の特徴として消臭・調湿・吸着という効果があります。
住宅用の建材(水回りのタイル)、お風呂のバスマット、自動車の整備系は油の吸着などにも利用されているようです。
wikipediaには次のように書かれていました。

珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。

珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。多くの場合白亜紀以降の地層から産出される。

出典:wikipedia

珪藻が化石化したものですね。
実は私が昔仕事をしていた住宅屋さんでも珪藻土を利用した建材があり、調湿効果によりカビなくなったという声を聞いたことがあります。
また、靴の中に入れる消臭剤としての効果も実体験としてあるので、優れものな物質という認識です。

珪藻土入りのペンキ

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従来であればコテを使って塗らなければいけないタイプのものが多かったのですが、近年ではハケやローラーで塗れるようになった珪藻土入りのペンキが売られています。
今回は数ある商品の中から(株)カンペハピオ社のエアクリーンウォールを使用してみました。
色は薄香色。少しだけ赤みの入った色になるようです。(色のチョイスは門伝氏チョイスです。)

まずは養生

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ペーパーホルダーなど塗るのに邪魔なものを極力取り外します。
今回は水性塗料なので湿っているうちに拭き取れば簡単に落とすこともできるのですが、そのようなことを極力避けるためにも床や取り外せないものに養生をします。
あとは個人的に、養生をきちんとしていたほうが仕上がりも綺麗ですし、片付けも楽です。
工事現場などでは当たり前のように養生をしてから作業を行いますが、素人の人だといきなり工事をしてしまう傾向があるような気がします。

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養生材として使われるマスカーやマスキングテープ呼ばれるもの。

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今回はトレイの全4面のうちの半分だけを塗ることにしました。

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そしてこちらが珪藻土入りのペンキです。
粘土がなかなか高いですが、塗りにくい場合には水を少し入れても大丈夫とのこと。

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通常、壁のボコボコにはパテ埋めを行いますが、予算の関係上省いています。
また塗料の食いつきをよくするためにシーラーと呼ばれる下地材を使うことも多いのですが、今回のペンキは壁紙の上からでも塗れる塗料だったのでそのまま塗っています。
ハケとローラーでまずは一度塗り。
ハケもローラーもそうですが、適当な方向に塗ってはいけません。あくまでも縦方向と横方向でまっすぐ塗るようにしましょう。
そうしないといかにも手仕事で塗りました!感がでてきてしまい、"DIYの味だよね。"という優しい言葉で片付けられてしまいがちです。

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写真の左上の部分が斜めに塗った場合の例です。
意図的に模様をつける意味ではいいかもしれません。

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一度目の塗りが終わりました。
おもったよりも色がついていないように見えますが、一度目はあまりつきません(このペンキは二度塗り用)
ここから1時間から2時間乾かします。

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右の白っぽい部分は乾いたところです。
全体が乾くのを待ちましょう。

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全体的に乾きました。二度目の塗装に取り掛かります。

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二度目は一度目と比べると色が濃くつきます。
端の部分はハケを使い、面積の広い部分に関してはローラーを使って塗っていきます。
塗り終わったらまた乾燥させます。
気象条件や気温、季節にもよりますが二・三時間といったところでしょうか。

完成

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乾燥する少し手間でマスキングテープを剥がしていきます。
乾燥が完全に終わったら完成です。

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beforeの壁紙

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珪藻土入りのペンキを塗った後の壁紙。

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側面:塗料有り
タンクの後ろ側:塗料なし

質感が良くなって大満足です。
もう少し濃い色でも面白かったかなぁとは思っていますが、塗装前よりも随分良くなったと思っています。
消臭・調湿の効果が楽しみなところです。
賃貸だと借り物なのでDIYは難しいところですが、塗る機会がある時は珪藻土入りペンキを試してみるといいかもしれません。