こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
なんとかお気に入りの部屋を見つけて審査も通ったという時に初めての一人暮らしだと何から手を付けていいかわからない。と行った人もいるかと思いますので、少しまとめておきたいと思います。
1.ライフラインの開通(入居前)
多くの賃貸物件でライフラインの開通はお客様ご自身による開通が必要となります。
電気、ガス、水道、最近だとインターネットもという方もいらっしゃいます。
入居日までにやっておかないと、入居日当日の夜にお風呂に入れなかったということもあるので、確実にやっておきましょう。
電気・ガス・水道 引越し時に便利!ライフライン窓口のまとめ
https://www.kurachic.jp/column/795/
最近ですと、東京ガスが電気を供給していたり、東京電力がガスを供給していたりしていますのでご自分にあったところで契約する方もいるようです。(一人暮らしだとそこまで大きな差は出ないという方もいらっしゃいます。)
また、現在一人暮らしをしている方は、現在の家のライフラインの解除も忘れないようにしましょう。
最近は個人情報の観点もあり前入居者が解約し忘れると管理会社でも解除ができず、次の入居者が契約できないといったケースも耳にします。
2.郵便物の転送処理(入居前)
一人暮らしをしていると郵便ポストの中身はマンションの売買のチラシと出前のチラシばかりになりますが、まれに重要なお知らせが届く場合があります。
区役所だったり、カードの請求書だったりetc
実家から出て、初めて一人暮らしをするという人も同じで、当たり前のように家族が郵便受けから回収してきた郵便物も自分で処理する必要があります。
郵便局に転居届を出すと最大で一年、旧住所に届いた郵便物を新住所に配達してくれます。
出し忘れると変わらず以前の住所に届くわけですが、次の入居者が確実に"宛名不明です"とポストに投函してくれるかは謎ですね。やっておいたほうが良い処理の一つです。
お申込みは専用のはがき、インターネットで受け付けています。
http://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/
3.免許証の住所変更(入居後)
日常の生活においては免許証の提示を求められる機会ってあると思います。
どこかのお店で会員証を作る時であったり、本人確認書類として使ったりですね。
賃貸を借りる時にも本人確認の書類として使う免許証の住所も書き換えておいたほうが何かと便利です。
これをやらないと免許証の更新のお知らせも旧住所に届きます。
ちなみに銀行等で住所変更を行う時にも本人確認の書類として免許証を使用したりするので、最初にやってしまうと後々の手続きが便利な事が多いです。
変更する場所は管轄の警察署または運転免許センターです。
警察署にもよりますが、土日は更新できなかったり、窓口が空いてる時間も短めだったりするので、区役所などに転入届を出したついでに住民票を取得してその足でやってしまいたい手続きの一つです。
4.各種WEBサイトや銀行・郵便局・携帯などの住所変更(入居後)
意外と忘れがちなのがWEBサイトや銀行・郵便局への住所変更の届け出。
例えばチケットサイトなどでも登録してある住所が旧住所だったので届かなかった。
クレジットカードやポイントカードの登録が旧住所であったがために新しいカード届かなかったり。といざという時(特に急いでいる時)に限って困ったことになりがちな類のものです。
忘れずにやっておきましょう。
個人的な経験ですが数年前に引越した時はWEBサイトに登録してある数が多すぎて管理するのが大変でしたがその時に頑張ったおかげで比較的今は困ること無く生活できています。
5.区役所への転出・転入届(入居前と入居後)
いざという時に必要な住民票。
免許証の住所書き換え時にも必要な書類だったりします。
税金の算出など、その人が今、どの行政でサービスを受けているのかという意味合いでも、転出届と転入届は確実にやっておきましょう。
- 転出届は転出の14日前から手続きができます。
- 転入届は転入の14日以内に手続きを済ませなくてはいけません。
旧住所の役所から転出証明書をもらい、その転出証明書と転入届を新しい住所の役所に提出します。
ちなみに4月のシーズンは区役所は激混みです。
2016年のデータになりますが、混み具合をまとめています。
住民票の移動は大変。激混みの区役所はシーズンまっさかり。リンク先一覧
https://www.kurachic.jp/column/1124/
一つポイントがあるとすれば、◯◯区役所の本庁にいくのではなく、出張所でも受け付けてくれるところがありますので、出張所に行くことです。これでだいぶ混雑が緩和される場合があります。(出張所はできるサービスに限りがあることが多いので事前に確認しておきましょう。)
さいごに
家のことばかりに目がいきがちですが、実はその他にもやること、やっておいたほうがいいことというのは案外あります。
書き出していくと漏れがなくていいですよ。
焦っても仕方がありませんので、確実に一つずつ片付けていくようにしましょう。