こんにちは暮らしっく不動産の門傳です。
ネットニュースでリーマンショックから今日で10年ということを知りました。
リーマン破綻から10年で世界は変わったのか(東洋経済)
https://toyokeizai.net/articles/-/237706
私個人として、10年前は経済から離れたところで仕事をしていましたので、テレビのニュースで見たくらいの記憶しかありませんが、大きな社会問題となったニュースです。
10年前のことですが、内容をみていると最近日本で問題となっているスルガ銀行関連の問題と似ているなと思いました。
規模は小さいと思うので、そこまでの影響は出ないと思いますが、巻き込まれた人はかわそうですよね。
山崎元さんも同じくコラムで書いてました。
金融業が、より正確に言うと金融マン個人が過剰な信用を作るインセンティブ(誘因)は解消していないし、
これをコントロールする仕組みはいまだ出来上がっていない。必ず来るバブル崩壊をどうやって見極めるか(東洋経済)
最近話題になっているスルガ銀行に関連するかぼちゃの馬車やTATERUなどの不正融資は正にこれですよね。
金融マン+不動産業者マンがタッグを組んだ感じです。
この間Twitterで見つけたブログです。
TATERU Apartmentで不動産投資をして1年。空室が響き計画とはほど遠い悲惨な結果に・・・
https://hardrockman.com/2018/08/30/tateru-apartment-performance/
あれまー、という感じですね。
不動産投資の基本としては「アパート販売会社の事業計画書は信じてはなりません」。
簡単に考えてみればわかると思いますが、彼らは売りたいんです。
売るためなら都合の良い事業計画書を書きますよね。
このハードロックマン(@hardrockman_i)山のブログによると、71,700,000円の借金をして94,648円とあるので、利回り計算してみると。
0.13%
不動産投資というリスクを背負って0.13%です。
ネット銀行の普通預金の優遇金利と同じくらいの水準。
TATERUの事業計画書では7.11%(表面利回り)とあったので、約7%の誤差。
表面利回りなので、NOIで考えてみても5%か6%くらいは見間違ってます。
これでわかると思いますが、売りたいんです。
投資をするときは必ず自己でよく考えること。
これ基本です。
例えば不動産投資で読んでおきたい本などはこちら。
不動産で投資をするなら、不動産関連の本を10冊くらいは読むのが良いかと思います。
ババを引かないように気をつけていきたいですね。
それではまた。