阪神淡路大震災から25年が経ちました。
四半世紀。 

今回は建物被害がどうだったのか、その後の報告書などから見ていきたいと思います。

昭和56年以前の建物に被害が集中

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いわゆる耐震基準が大きく分かれるこの年。
昭和56年以前の建物に被害が集中」とまとめられています。

やはり建物は新耐震基準のものが強かったようです。

昭和46年以前は建物被害が大きかった

時間がある人は読んでみて欲しいのですが、こんな報告書もあります。

平成7年 阪神・淡路大震災 建築震災調査委員会中間報告
被害のマクロ分析 木造住宅等以外の被害調査分析 今後の検討課題

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/11-43/index.html

この中の、(1)建築物被害の特性  a)建築年と被害状況との関係 というところでは、築年数の被害状況などが分析されています。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/11-43/html/pdf/76-78.pdf

さいごに

自然災害は過ぎてしまうと、どんどん忘れてしまいますが、このようなレポートは政府から出ています。

防災情報のページ(内閣府)
http://www.bousai.go.jp/index.html


地震も怖いですが、最近は台風の被害も大きいです。
今後に備えて、どのようなことになったのか。
たまには振り返ってみるのもよいかと思います。

それでは今日はこのあたりで。