こんばんは暮らしっく不動産の門傳です。

さて、今日の話題は「相続税」です。

今日、Yahoo!トピックスでも夜の時間帯でトップに取り上げられていますが、2015年1月より相続税が大幅に改正されます。
「お金持ちじゃないし、別に関係ないや」と思う人が大半かと思いますが、今回の改正ではお金持ちだけではなく「一般の人が大きく関係してくる」内容の改正です。
去年から大きく話題にはなっていました。 
今回のニュースが改正前の最後のニュースだと思います。

知らなかった人の為に、今回はその話題について少し触れていきたいと思います。

1. 課税対象者が5割増える

都内で不動産を所有している人はほとんが対象と言われています。

今回の改正で、課税対象になる基礎控除が一気に引き下がっています。
今の40%も縮小されます。

「これまではお金持ちには相続税が掛かる」という形でした。
今度の改正からは「一般の人はからも貰います」という改正です。

「国が税金を取りに来た」と多くの税理士さんが言っています。
気をつけないと根こそぎ持って行かれます。

2. 基礎控除は大幅変更

相続税の計算では「基礎控除」というものを理解していないと話が出来ません。
ここではまず「基礎控除」説明を。

基礎控除は、税金が掛かるかのラインです。
これを超えると、相続税を払わなくてはなりません。

2-1. 現行の基礎控除

5,000万円+1,000万円×法定人数


この金額が現行(2014年12月まで)の控除額です。

2-2. 改正後の基礎控除

3,000万円+600万円×法定人数

このように一気に引き下げが行なわれます。

大都市に住んでいる人で不動産を持っている人(特に戸建て)は、ほとんどが対象になると言われています。

3. 実際どう変わる?

相続税は「遺産の総額から基礎控除を引いた金額」が相続税対象額です。

遺産総額 5,000万円

基礎控除

7,000万円
相続税 対象額 0円


例えば遺産総額が、5,000万円あったとします。
法定相続人が、妻と子供1人の合計2人というケース。 基礎控除は7,000万になります。
この場合、基礎控除は7,000円なので、相続税は発生しません。



これが改正後はこのようになります。

遺産総額 5,000万円

基礎控除

4,200万円
相続税 対象額 800万円


基礎控除額が下がって、4,200万円になります。
こうなると800万円が相続税の対象額になります。
相続税の発生です。

これまで相続税が発生しなかった人も、相続税を払うことになるという例です。

さいごに

今回の改正は「ひどい改正」だと思います。 
税理士さんもそのようにいう人がほとんどです。

このようなことから、賃貸物件を持つ大家さんもいろいろと策を考えている人が多いです。
弊社も、相続税関係の案件で「サブリース契約」をうまく利用するなど賃貸借契約書の書換え仕事もありました。
賃貸経営をどのようにコントロールするか、大家さんはしっかり考えないといけない時代になってきました。

最近はいろいろなことが動いています。
知らないと大損をするようなことにもなりかねません。
ニュースなど見て、しっかり把握しておきたいところですね。

それでは!