はじめまして。
インテリアをはじめ、ファッション、ハンドメイド、料理など、ライフスタイル全般のライターをしている鞍田です。ここでは、たくさんの素敵なお宅を取材した経験を活かし、インテリアや片づけについて書いていきたいと思います。

第1回目は「レイアウト」をテーマに、住みやすい部屋づくりのヒントになる3つのポイントをまとめてみました。新生活に向けて部屋を探したり、家具を選んだりしている人はもちろん、今住んでいる部屋を広く見せたいという人も、ぜひ試してみてください。

鞍田恵子(エディター/ライター)

人物紹介:鞍田恵子(エディター/ライター)
ランジェリー専門誌、メンズストリートファッション誌の編集を経て、2002年に独立。
現在は、インテリア、ハンドメイド、ライフスタイル系の雑誌、
ムック、書籍を中心に、編集、ライター、企画、構成、ディレクションなどを行っている。
http://blanc-factory.com

目次

1. 目線が低くなるロースタイルで部屋に広さとリラックス感を

部屋をいかに広く見せるかは、家具のレイアウトにかかっているといっても過言ではありません。いちばん有効なのは、生活の重心を低くしたロースタイル。背の低い家具を揃えることで、天井までの空間にゆとりができ、部屋を広く感じることができます。

収納スペースが足りないからといって、背の高い家具を置くと、それだけで圧迫感が出てしまいます。いくら収納力があって、ものがすっきり片づくといっても、くつろげない空間になってしまっては意味がありません。背の高い家具を置くなら、部屋のドア側に置き、奥にはベッドなどの背の低い家具を置くと、遠近法で部屋を広く見せることができます。

一般的に暗い部屋より明るい部屋の方が、人はスペースを広く感じるので、室内で最も大きな面積を占める壁と床を明るくするのも効果的。また、大きな鏡を置くと、目の錯覚で奥行きが感じられます。ただし、ごちゃごちゃした部屋では、逆に圧迫感が出ることも。大きな鏡を置くときは、広い壁や外の景色が映るように置きましょう。

2. ベッド以外のスペースを正方形にすると広く使える

家具のレイアウトは、ベッドやソファなどの大きな家具によって決まります。大きな家具でL字型や凹型にスペースをつくると、ほかの家具を配置しにくいだけでなく、動線が遮られてしまいます。部屋を広く使うなら、ベッド以外のスペースを正方形に近づけるのが理想です。ベッドでベランダをふさいでしまう場合は、ロータイプのベッドを置けば、外への出入りがスムーズになります。

また、床面積が広いほど、部屋が広く感じられるので、中央に床面を多く出すのも効果大。ラグを敷くなら、大きすぎないものを選び、できるだけ床面を隠さないようにするのがポイントです。

3. 間接照明で光の濃淡をつくりおしゃれで立体感のある空間に

部屋の雰囲気づくりに役立つ間接照明。間接照明といえば、スペースにゆとりのある部屋にしか置けないイメージですが、部屋のコーナーに置くことで、光が壁を照らし、部屋を立体的に見せてくれます。また、スタンドライトで天井を照らせば、縦のラインが強調され、高さを感じさせることもできます。

1つの照明で部屋全体を照らさない間接照明の光は、副交感神経に作用して、心地よいリラックス状態をつくってくれます。直接照明ひとつではなく、間接照明をいくつか置いて、雰囲気のある広い部屋を目指してみてはいかがでしょうか?

さいごに

部屋づくりについてあれこれ書きましたが、新しいインテリアで新生活を始めようと意気込んで、一気に家具を買いそろえるのは大間違い! 生活してみると意外とじゃまだったり、部屋の雰囲気に合わないものが出てきたりします。ナチュラル系、北欧系、ガーリー系など、最初にしっかりコンセプトを決めて、少しずつ楽しみながら買い足し、段階的に理想の部屋に近づけていくことが大切です。

参考になりましたでしょうか? 次回は「収納、片づけ」をテーマに、すっきり暮らすコツについて書いてみようと思います。