こんにちは暮らしっく不動産ブログ編集部です。

今日は不動産売買のお話「不動産投資ローンの借り換え」についてです。
「借りたら借りっぱなし」という人多いと思います。 
不動産投資では、入居者のこと、空室などで頭がいっぱいで、ローンのことは忘れがちです。
不動産投資ローンの運用も大切なポイントの一つです。 少しの知識があれば、かなり多くの支払いを減らすことも可能です。

今日はその辺りの話しを公認会計士・税理士である根本さんにお話を伺いました。

根本裕久(公認会計士/税理士)

人物紹介:根本裕久(公認会計士/税理士)
4大監査法人の一つである、あずさ監査法人で、情報通信業、小売業、製造業、プロスポーツチーム、省庁、独立行政法人、公益法人等、様々な業種の会計監査、コンサルティング業務に従事。

根本裕久税務会計事務所設立後は、会計監査、上場・内部統制構築コンサルティング、地方自治体顧問、申告業務、記帳代行業務等を提供しております。
http://www.kaisyasetsuritsu-kawaguchi.com

目次

1.金利が下がっているはずなのに・・・

つい先日のニュースで、フラット35の金利が過去最低水準を更新したというニュースが流れるなど、国内の金利は過去最低水準を更新し続けています。

では、不動産投資ローンはどうでしょうか。もちろん、不動産投資ローンも例外ではなく、不動産投資ローンに通常適用される、短期プライムレートは、2007年は1.875%であったのが、2014年は1.475%へと0.4%低下しています。
「なんだ、たった0.4%か」と思った方、0.4%は大変な数字です。不動産投資ローンは額も大きいですし、期間も長いですから、金利が0.4 %下がれば、年間支払額は最低でも数十万円以上、返済期間全体では数百万円単位で金利が減ります。
入居率、家賃単価を上げて、年間数十万円分の収入を増加させる苦労を考えれば、その効果の大きさを実感していただけると思います。

2.気付いていない?

借入をする際の返済予定表には返済期間全体の返済予定が記載されているため、返済期間全体の金利が決まっていると思ってしまい、オーナーが変動金利であることにそもそも気づいていないこともあります。
契約内容をもう一度確認してみましょう。

3.金融機関からは言ってくれない

銀行からすれば、受け取る金利が減るわけですから、金利が下がったから利息を下げましょうとは、当然銀行からは言ってくれません。
こちらから交渉するしかありません。

4.金融機関との交渉が大変

銀行と交渉するのが億劫であったり、交渉をすると今後の取引に響きそうで交渉をしていないという声も聞きます。
しかし、各金融機関は同じような基準で貸し出しの可否を判定していますから、取引中の銀行が資金を貸し付けてくれているということは、他の銀行からも借入をできる可能性は高いということです。
また、金融機関と直接交渉するのは・・・、という方は、一度専門家に相談してみましょう。

5.金融機関も苦しい

金利がこれだけ低下しているということは、金融機関の収入も減っているということで、金融機関としても融資残高の獲得に必死です。特に、返済見込みが高そうな不動産オーナーとのつながりは、金融機関としては喉から手が出るほど欲しいものです。

今の状況は、資金を非常に借りやすい借り手市場と言えます。

6.不動産価格の上昇

金利が下がる一方で、不動産価格はここ数年上昇に転じており、借入に対する不動産担保の価値は相対的に上昇しています。これも、借り換えを実施しやすい状況の一つとなっています。

まとめ

金利の低下、金融機関同士の競争の激化、不動産価格の上昇により、これまでにないほど利息の支払額を削減し易い状況になっています。
取引中の金融機関との交渉、他の金融機関への借り換えについて、検討されてはいかがでしょうか。