暮らしっく不動産の徳留です。
前回はシールはがしの解説をやりました。

今回の企画を考える時に、大掃除をやる時に
どこを掃除すると綺麗になるのかな?と考えていたら、やはり透き通った窓ガラスは気持ちがいい!
と思いましたので、一見難しそうに見える窓ガラス掃除を解説したいと思います。

汚れた窓

こちらがクリーニング前の暮らしっく不動産の窓です。


サッシも写真のようにホコリまみれです。




過去に掃除した痕跡はありますが、ここしばらくはサボっていたものと思われます。


ここでぼくの出番です。

手順の確認

まずは手順を確認したいと思います。
おおまかな手順はこんな感じです。

  1. サッシレールの埃を落とす
  2. サッシの水拭き
  3. ガラス面のクリーニング
  4. シール部分、サッシレールの拭き上げ

はりきっていきたいと思います。

1.サッシレールの埃を落とす

掃除の基本は上から下に掃除をしていくことです。
解説するまでもありませんが、下から掃除をしたのではせっかく綺麗になった場所を
上から落とした埃で汚してしまうからです。

まずはサッシレールの埃を刷毛で落とします。




使っているのはこんな刷毛。100円ショップで売っているナイロンの刷毛です。



サッサッサッサッみたいな感じで埃を落としていきます。






おおざっぱでかまいません。どんどん刷毛入れしてください。






2.サッシの水拭き

バケツに中性洗剤を少し混ぜたものを用意して水拭きです。





まずは枠部分を拭いていきます。


終わったらレールの中も、くまなく拭いていきます。





端のほうは指が入らないかと思います。
プロの職人さんであればサッシベラとよばれるヘラを使うのですが、専門の道具
ですので普通のご家庭にはないかと思います。
そんな時は割り箸をうまく使いましょう。


こんな感じで巻きつけて。
汚れをこそぎだすニュアンスでしょうか。

端のほうの埃も水拭きします。
この段階では8割程度の拭き上げでかまいません。

3.ガラス面のクリーニング

本日のメインイベントです。
ガラス面のクリーニングを行っていきましょう。

まずは家庭用のやり方ではなくプロのやり方。


こちらの道具も実際に工事現場で使用していたものです。
左のものがスクイジー、右のものがシャンパーと言います。
一応、Amazonにも売っています。

シャンパーをよーく濡らして中性洗剤をかけて泡立てます。





次にガラス面をシャンパーでクリーニングします。
泡立ち具合が写真ぐらいだとやりやすいです。泡がたちすぎても水が多すぎてもダメです。


スクイジーで水を切っていきます


シール部分、サッシ、サッシーレールを拭きあげ


家庭用のやりかた

ゆるく絞った雑巾でガラス面を拭く

まずはガラス面の汚れを拭き取ります。

2.3分ぐらい放置して乾かす



最初はこんな感じの水滴が3分ほどたつと



こんな感じで乾いた水跡になります。


乾いた綺麗な雑巾で拭き取る

写真のような感じで乾いた綺麗な雑巾で拭いていきます。
湿っている雑巾だと水を引っ張ってしまい仕上がりが悪くなります。
同様に汚い雑巾も汚れをひっぱってしまうのでNGです。
小学校で使うような雑巾だと吸水性が甘いので、ぼくらは"マイクロファイバーウエス"
呼ばれる雑巾を使っています。吸水性もよく、汚れもからめとりやすく、乾くのも早いです。
こちらもAmazonや薬局で売っています。


最後にサッシやサッシレールにこぼれた水を拭き取る

先ほどサッシレールの拭き上げは8割程度でいい。と書いたのはこのためです。
ガラス面の掃除の時に水が下にこぼれますから、ここで最終的に綺麗にします。
かといって最初の工程の埃落としをいい加減にやると、水で埃が固まり
汚れをひっぱってしまいやすくなり仕上がりが悪くなります。


比較


before
こちらはカメラのピントが汚れにばっちり合っています。

after
窓ガラスが綺麗になったので、カメラのピントが合いづらくなっています。

まとめ

家庭用の内容をおさらいしてみます。

  1. サッシの埃を刷毛で落とす
  2. サッシ、サッシレールを水拭き
  3. ゆるくしぼったウエスでガラス面を拭く
  4. 3分待つ
  5. 乾いた水滴の跡を乾いた綺麗なウエスで拭きあげる。
  6. サッシレールやシール部分にこぼれた水を拭く

一番大事なことは乾拭きウエスは乾いた綺麗なウエスを使うこと!

綺麗な窓はやっぱり気持ちいいです。
大掃除シーズンも間も無くですので、ご自宅の窓、綺麗にしてみてはいかがでしょうか。